心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年12月22日(金) What happened to ひいらぎ

一日中会議。夜は会社の忘年会でありました。
最近の飲酒運転厳罰化の流れもあって、大半の人間が飲まない忘年会となりました。空いたビールの瓶より、烏龍茶のピッチャーのほうが多かったかもしれません。

しゃぶしゃぶの店でしたが、ふだん肉を食べに行かないので、それが良い肉なのか、悪い肉なのかは分かりません。ただ、先週本社で別のセクションの忘年会に参加した同僚が、「あれは松阪牛だったが、これは・・・」という話をしているのが興ざめでありました。
ウェイトレス(というか仲居さんというか)の制服は、黒の膝上5cmタイトスカートであり、とりわけ足の細い女性を雇っていることは、説明されなくても分かりました。「あれって、いいですよね」という僕の話に乗る人はおらず、座ったところが常務の隣という悪条件もあって、どうしても仕事の話にひきずりこまれる3時間でありました。

その後は、前の会社から一緒に働いている4人でカラオケ。毎年忘年会の後は、この4人でカラオケに行くのが習わしになっています。

が、その前に卓球を1時間やりました。1ゲームも勝てませんでしたが。

さて途中で一人帰ったものの、午前4時半まで歌って会計をすると、カラオケの支払いは総額1万円を越えました。朝までフリータイムでは入らず、一時間ずつずるずる延長したのがいけなかったのかもしれません。でも、それにしても高いぞと。
レジで確認してみると、途中で帰ったヤツのぶんまで延長料金がカウントされていました。それを差し引いても、まだ何となく高い。

レシートを確認すると、ソフトドリンク飲み放題で、誰も酒を飲んでいないのに、ジントニック580円×2というのが入っていました。
それも訂正してもらいました。

その後で、あれはジンジャーエールをふたつ頼んだのが、間違えられたんだろうねという話になりました。僕もジンジャーエールを頼んだ覚えがありました。いつも水で薄めているとしか思えない、この店のジンジャーエールではありますが、いつにも増して薄かった気がしなくもありません。
ソフトドリンクを頼んだ時は、酒と間違えられていないか毎回匂いと味をチェックしてから飲みますが、実はトニックウォーターの味がしなかったかと言われれば、そうかもしれません。単なる端末の打ち間違いという可能性もあります。

僕は極薄のジントニックを飲んだのかも知れませんし、飲まなかったのかも知れません。今さら確かめるすべもなく、体にも特に変化はありません。明日になったら、ものすごい飲酒欲求が起きて、正月明けには入院しているかもしれませんし、何も起きずに1ヶ月後には忘れているかも知れません。

ただ、明日はいつも通りAAミーティングに行って、この話をするでしょう。アルコールに関しては完全に正直になる以外に方法を知りません。なんとなく、このまま死ぬまでソブラエティが続いていきそうな、妙な自信を持ちつつあったところに、冷水を浴びせられた思いです。

ソブラエティ・カウントをリセットすることになるのかどうか、それは時間が経過してみないと分かりません。普段通りにしているしかないってことでしょう。
そうでなくて、お前はAAのプログラムが入ってないから、飲まなくても緑のメダルからやり直せという提案は何度ももらってますけどね。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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