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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2006年07月23日(日) 死因 アメリカ政府の統計によれば、アメリカ国内では2002年に244万人が死亡しています。死因の順番に並べると、心臓(28.5%)・がん(22.8%)・脳血管(6.7%)・肺(5.1%)・事故(4.4%)、以下糖尿病、インフルエンザ、アルツハイマー、腎臓、敗血症、自殺、肝臓、高血圧、殺人、という順番になっています。
昨年はがんが心臓病を上回って、第一位になったというニュースもありました。
アルツハイマーによる死は、別の死因が付けられていることが多く、実際にはもっと割合が多いだろうという注釈がありました。
アルコール依存症という死因は挙げられていないのですが、アルツハイマーと同じことが言えるでしょう。依存症も死亡診断書に書かれる病名ではないわけです。
死因を別の角度から見た統計で、直接の死因となった病気に「なぜその死因にたどり着いたか」を研究したものもあります(こちらの数字は2000年)。
これも多い順に並べると、タバコ(18.1%)・栄養の偏りもしくは運動不足(16.6%)・アルコール乱用(3.5%)・細菌感染(3.1%)・有害物質(2.3%)、以下交通事故、武器による事件、性感染、薬物乱用と続きます。
アルコールの過剰摂取が3番目の死因と言われるのは、ここらへんが根拠でしょうか。alcoholsm is the 3rd great killer.
日本の統計を見てみましょう。第一位はがん(31.0%)、以下心臓(15.5%)・脳血管(13.3%)・肺(8.9%)・事故(3.9%)・自殺(3.0%)、老衰、腎臓、肝臓、糖尿病。
別の角度から見た統計は見つかりませんでした。
アメリカでの自殺率1.3%に対して、日本の3.0%は、いかにも高い気がします。
国別のアルコール消費量 の図を見ると、アルコール消費量の多い国(図でオレンジやピンクで塗ってある国)と、AAの活躍(?)している国とは、だいぶ重なるような気がします。
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