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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年04月12日(火) 良&不良 月曜日は調子が悪くて、つくづく「休職中でよかった」と思いました。これで会社に行けと言われたら泣きたくなってしまったでしょう。
それでもオークションで売ったレーザーディスクの発送に郵便局に行きました。これはもともと東京の仲間が不要になったからとタダで譲ってくれたものですが、それが今僕の小遣い銭となって生活を助けてくれています。(それにしても○デ○○はいくら安くしても売れないなぁ。それとアレはまだ売れないぞぅ)。
風邪が悪化して、しんどかったのですが、仲間のバースディミーティング(だと思った)ので無理して出かけていきました。でも来週だそうです。そのまま帰ろうかと思いましたが、せっかくだからAAの空気を一時間半吸って帰ることにしました。ミーティングの半分以上は机に突っ伏して寝ていたでしょうか。
今日はお昼に起きて内科医へ。それでも風邪は良くなっているので、抗生物質は抜きにして、今回出た薬が終わった頃、もう一度通院しにくるかどうかは自分で決めていいよという話でした。
地区委員会の議事録をクロネコメール便で発送しました。郵便局だったら140円のものが80円で送れるし、コンビニは24時間やっていてくれるし、その点では便利であります。
精神科医から自宅に電話があって、傷病手当の支給は無理だろうという用件でした。
もともと今回は入社してすぐに休んだので、傷病手当は無理だろうと思っていたのです。しかし、会社が1月分の給料の精算と一緒に傷病手当の用紙をよこしたので、医者に書いて貰って提出しました。どうやら前の会社と通算して処理して貰えるようです。本社の総務でそれを社会保険事務所に持って行ったら、3年前にも休職して傷病手当を貰っているが、それと今回との関連性はどうなのかと言われて、問い合わせ票が僕のところへ送られてきました。
医者と相談して、「前回はアルコール依存症と抑うつ状態」、今回は昨年8月に「うつ病」の病名を初めてつけたので「うつ病」ということで、別個のものとして考えていいのではないかという結論を出して、返送しておきました。
調べてみて初めて知ったのですが、傷病手当というのは一回貰い始めると、最長一年半貰えるわけです。でも、途中で働きだして貰うのをやめても、次に同じ病気で休んで申請しても、最初の時から一年半以上経過していると、貰う資格がないのだそうであります。
(途中で完全に治癒した場合は別)。
僕の場合、前回と今回で「連続性があるかどうか」が問題になり、医者のところに問い合わせ票がくることになりました。医者が電話口言うには「連続性があるかないかと言われれば、ないと強弁することは難しい。あると言えばおそらく不支給になるだろうが、ご納得いただきたい」ということでありました。
もともと傷病手当を当てにして休職したわけではないので、それですぐに困ってしまうことはないものの、復職後に給料と傷病手当の両方が入れば生活が楽になっていいなという夢は打ち砕かれてしまいました。やっぱり甘かったか。
まあ、予定通り定期預金を崩すことになります。
大人になると同時にアル中になった僕は、酒代のせいで常に貧しく、定期預金というものを作ったことがありませんでした。だから、AAにつながって、ミーティングで「生まれて初めて定期預金を作りました」と言えた時は実にうれしかったものです。
そう考えると、その飲まないで働けた時期が、現在の僕の生活を支えてくれているわけであります。ソブラエティというのは実にありがたいものであります。
会社の総務からメールで連絡があって、休職前に残っていた有給休暇2日と、4月1日付けで支給された12日ぶんとあわせて14日という計算にしてくれるそうであります。これで復職後にまた悪くなっても、有休が使える見通しがつきました。
医者は「現在の好不調の波が消えて、働きたくてうずうずしている状態が1ヶ月続いたら、復職してもいい」と言っていますが、そうのんびりともできなくなりました。おそらく、明日書いて貰う診断書が最後になるでしょう。
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