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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年03月12日(土) WHEN A MAN LOVES A WOMAN ようやく『男が女を愛する時』を見ました(DVDで)。
寝る前にちょっとさわりだけ見ようとしたのですが、引き込まれてしまって、結局夜更かし&寝不足ということになってしまいました。
アンディ・ガルシア演じる夫のでるミーティングは Al-Anon となっていて、「献金で運営されているので・・・」という言葉と共に袋が回っていきます。メグ・ライアン演ずる妻のほうのでるのは meeting となっていて、はっきりAAという言葉は出てきません。このミーティングが、字幕では「セラピー」「治療」「断酒の会」というふうに様々言葉で訳されていました。まあ、かの国でのAAのマーケットシェアは現在4割だという話でありますが・・・。
酒を止めた妻は、すっかり断酒仲間と仲が良くなってしまって、旦那がそれに焼きもちを焼いて・・・、というのはどこでも変わらぬパターンなのでありましょうか。
男は女を深く深く愛していたのであるが、その愛では彼女の依存問題を救うことはできないのでありました。言ってしまえば、ただそれだけのストーリィであるのですが、最後はすがすがしい終わり方であります。
物語のあちこちにちりばめられたのは「謝罪」であります。夫が妻に、妻が夫に、そして子供に・・・。それはパイロットというスペシャリストな職業に就いている白人の夫が、ろくに英語もしゃべれないようなコミュニティにいる中国人のベビーシッターの小娘に頭を下げに行くシーンに象徴されているのかもしれません。
日本にアル中が230万人というのは、アルコール消費量から計算式で推算した数字であります。同じ式をアメリカに適用すると、アメリカのアル中人口は3000万人になるのだとか。実に人口の1割が依存症という国のストーリィであります。
夜は地区委員会に出席。明日は雪が降るのだとか。病院メッセージだというのに。夜更かししないで早く寝る「努力をしよう」っと。
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