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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年01月28日(金) 架空請求 一日数十通のトラフィックがあるBIG FOOTのメーリングリストを除いても、僕は一日100〜200通のメールを受信します。そしてその9割以上は用のないくずメールであります。バイアグラの販売や、多重債務の整理、異性の友人の紹介業、不正コピーのソフトウェアの販売、最近では音楽の不正ダウンロード販売などなど、あまりまっとうでない手段で金稼ぎをしようという人たちが無差別に送るメールで、僕のメールボックスはあふれています。
昨年から増えたのが、何かの有料サイトに自動的に入会してしまったかのように誤信させるメールです。メールのサブジェクトは有料サイトであるとは見抜けないような件名になっていたりします。たとえば、「あなたの情報を同窓会名簿に登録いたしました」などというタイトルで、詳細は下記のURLへとあるので、「なんだこれ?」と思ってそのアドレスをクリックすると、アダルト画像などの有料サイトに誘導されます。
そのサイトの画面を適当にクリックしてしまったりすると、「ご契約ありがとうございました」などというメッセージとともに、こちらのメールアドレスやIPアドレス、契約プロバイダーなんかが表示され、あたかも「こちらの個人情報が筒抜けであるかのように」思わせて、「一週間以内に代金何万円を支払ってください」と脅す手口であります。
ご丁寧に、こちらのメールアドレスには、支払いを催促するメールが定期的に届くようになり、不要なメールがまた増えてしまうという次第です。
実は最初に送られてきたメールのなかのURLには、こちらのメールアドレスが暗号化されて入っていて、有料サイト(?)にアクセスした時点で、こちらのメールアドレスが相手に伝わっているだけの話であります。
まかり間違っても言われるままに支払ったり、こちらの個人情報を教えたりしてはいけません。
国民生活センターのぺージ。
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