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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年01月11日(日) 初めての東京 生まれて初めてのことなのだけれど、AAの(サービス関連以外で)ことで初めて東京へ行ってきました。
「冬のビッグブックの集い」。うちわのイベントなのに、150人は優に超えるだろうという盛況でした(実は人数を数えたりしていた)。内容については、消化不良を起こしましたとしか言いようがありません。まあ、ぼちぼち後から反芻して、消化していくしかないでしょう。
また、何人かの方と知り合いになれたのは、何よりも収穫でしたし、また仲間と一緒に(あわただしく)摂った食事は楽しかったです。
そんな会場外での話の中で面白かったのは、「アサーティブ・トレーニングがかえって邪魔になる」という話でした。実は僕も「AAの12のステップとアサーティブ・トレーニングは相性が悪い」のではないか、という考えを持っていたのですが、少なくともそう考えている人は、僕だけではなかったということが確認されたわけです。
まあ、そうは言っても、これは僕の個人的意見として捉えて欲しいのですが、アサーティブ・トレーニングと12のステップに同時に取り組むのは、薬物療法と森田療法を同時にやるのと同じように、相互に効果を打ち消しあうのではないかと疑っているのです。
アダルトチルドレンという問題については、以前は僕も自分もそうなのではないかというコンセプトを抱いていた時期もありましたが、だんだんACってなんなのか判らなくなり、しまいには理解不能になってしまったので、ACとアサーティブについてはとりあえずここでは脇に置いておきます。
僕はこれからもアルコホーリクには、「ステップをやれば<結果として>十分アサーティブになれるだろう」と言っていくでしょう。
朝10時から午後4時半まで、どっぷりと(廊下でおしゃべりしたりせずに)会場に漬かっていたのは久しぶりなので、なんだか疲れました。そういえば、あんなに人数がいたのに、場外で話にふけっている人は意外と少なかったなぁ。みんな今回はまじめだったんだね。
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