心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2003年11月24日(月) 好む好まざるを問わず休日は過ぎていく

昨日は妻と子供たちは柔道の大会を見学に行って来たのですが、そこで市内の美術館・博物館のフリーパス券をもらってきてくれました。今月末までの有効期限なので、とりあえず市内に昨年できたばかりの大きな美術館に行くことにしました。たぶん、タダ券がなければ一生行かないでしょうから。家族でお出かけです。

市内中心部に大きく残っていた空き地(駐車場だった)をつぶして作った美術館です。僕にはなぜこの地方都市に新しく美術館が必要なのかさっぱり理解できません。大きな建物を作って、その中に何を収めようというのでしょう。せっかく年に一回は有名な指揮者がオペラを振りにやってきてくれるんだから、オペラハウスでも作ればいいのに。

さて、美術館に行ってみると、なんだか知らないけれど駐車場が混んでいました。受付へ行ってみると、企画展で「モネと印象派の画家たち」をやっているという話でした。せっかくだから、500円払って見ることにしました。子供たちはすぐに飽きてしまったけれど、印象派の色の美しさと、それから白内障を患って次第に物の形に似ることから離れ、ぐるぐる渦まきになっていくモネの筆致に見入りました。子供たちにとっては常設展の草間彌生と根付の展示が面白かったようです。飽きた子供を抱っこしたり、根付を間近に見せるためにおんぶしたり・・・なんだか肉体労働で疲れてしまいました。地元の現代美術展をやっていたのもラッキーだったかな。でも、金を払って常設展だけしかやっていなかったら、僕なら怒っちゃう値段でした。

3日間の連休も、自分のやりたかったことはほとんど進まずに終わろうとしています。書き物もほとんど書けなかったし。でも、まあ仕事があって休みがあるだけ、ありがたいと思ったほうがいいのでしょうか。「サラリーマン年収300万円台の経済学」とかいう本が売れているとか。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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