ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ|過去へ|未来へ
2003年11月19日(水) 1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ いろいろと、やら「ねばならない」こともあれば、「やりたい」こともあります。何に取り組んでも中途半端な状態が続いていました。ごく些細なことにイライラするわけです。
例えば、そろそろ携帯電話のメモリ編集をしたいのですが、それだけのことだって始めれば1時間くらいはかかってしまうものです。でも忙しいからそれをやらないでいると、いざ電話をかけたいときに相手の電話番号が携帯電話に入っていなかったり、古いのだったり・・・。そうなると、どこに番号を記録しておいたのか探さないといけなくて、それで1時間使ってしまったりするわけです。
このイライラが焦燥感に変わると、うつの前駆症状です。そして案の定、朝起きてみると、すっかり「仕事したくない病」にかかっているのでした。こんなときは、ギアをローにいれて「会社に出勤した時点で今日の仕事はお終い」と目標設定を低くひくーくします。定時になったらすばやく職場を離脱して、コンビニで甘いものを買って帰り、それを食べたら、昼間ずっとしたかったこと=布団で寝ることをします。明日の朝起きた時点で、今朝より悪くなっているようだったら、(幸い仕事もヒマだし)休んでしまうことにしましょう。
もともと自分はそんなに能力が高いほうではないのです。そりゃ、ちょっとがんばった時には、そこそこの能力を発揮して見せることもあるのですが、そんなのは風で言えば瞬間最大風速みたいなものです。ずーっとがんばり続けられる前提で自分を評価すると、どうしたって過大評価になってしまいます。1/f(えふぶんのいち)で揺らいでいるのが僕の能力です。
まあ、世の中は平均的な能力を持続できて、しかもある一定以下には落ちないタイプ。つまり信頼性の高いタイプが高く評価される仕組みになっています。僕だって部下にはそういうタイプが欲しいです。
でも、自分はそういうタイプではないし、無理にそれを演じることはできません。
まあ、等身大の自分の姿というのは、正確な預金残高と同じで、あまり心地よいものではないのだけれど、幻想に酔うと、結局苦しいのは自分です。
もくじ|過去へ|未来へ![]()
![]()