心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2001年08月30日(木) 広報活動その2

通勤ラッシュの渋滞を貫いて、スポンシーを迎えに行きます。
彼が手にしているのは、AAの広報用パンフレット4部が入った封筒みっつ。全部隣県の仲間が送ってくれたものです。感謝。院長先生らしいDrと、CWが対応してくれました。このCWさんは、以前に一回患者さんを連れて僕らのミーティングに来たことがある人です。現在この病院にはアルコールの患者さんは、わずかしかいないそうで、あまり関心を持ってもらえたとは思えませんが、まあ存在を知ってもらえただけでも良しとしましょう。その後、病棟の看護婦さんとも話す時間がもらえました。「熱意はよく伝わってきました」ありがとうございます。

「患者さんに行くように強制するわけにもいきませんからねぇ」

そりゃそうでしょう。誰だって、なかなかミーティングには行きたがらない。僕だって、AAだの断酒会だのに行きたくはなかった。それが、今こうしている。不思議なものです。夕方は他の病院での中で行われるオープンミーティング。でも、実際にここに通ってくるAAメンバーは少ないので、なんだか当番制の病院メッセージのようになってしまっています。いつもは、ハンドブックに3章を司会である僕自身が読んでいるんですが、ひさしぶりに顔を出した仲間に読んでもらえました。元気そうでなにより。自助グループの実態を見たいという福祉関係の大学院生が来てました。そういえば、先月もそんな方が見えましたね。AAの存在を知ってくれる人が増えるだけで大歓迎です。もっとも、このミーティングが、病院内で治療プログラムの一環に取り入れられてしまっているせいもあって、レギュラルなAAミーティングとは雰囲気が違うのは残念ですが。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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