お酒 - 2003年02月12日(水) 今日もお休み。 リンカーンズ・バースデーの休日。 夕方まで寝てた。最低。 あの人のリクエストの「8時半頃もう一回かけてみて」に応えて、朝6時半までそのまま起きてたのがいけない。それにしても寝過ぎ。 少し暗くなり始めた頃に慌てて起き出したのは、お兄ちゃんチビが「ごはん〜ごはん〜」ってみゃあみゃあ鳴くから。チビたちにごはんをやって、コーヒーを沸かして、シャワーを浴びる。一生懸命ブロードライしたらなかなか上手く出来て、もったいないから出掛けることにした。 前に住んでたところに、あてもなく車を走らせる。 友だちが来たときにビールとワイン買いに一回だけ一緒に入ったことのあるリカーショップの前に車を停めて、お店の中に入ってみた。あったあった。カナディアン・クラブ。それからブラック・ヴェルヴェットを探す。そんなふうに何かを探してリカーショップに入ったことがなかったから、なんかわくわくした。買うつもりはなかったけど、ブラック・ヴェルヴェットはなかった。お店の人に聞いたら「前は置いてたんだけどね」って言って、「これが似てるよ」って別のを教えてくれた。カナディアン・ミストって名前だった。 お酒のことなんかわかんないから、いろいろ聞いてみる。おもしろいくらい、いろいろ教えてくれる。「これは?」って聞いたジャマイカンのダーク・ラム。瓶が素敵だった。ダーク・ラムならこれがおいしいって教えてくれたのは、プエリトリカンの、もっと素敵な丸い瓶のヤツ。でも高かった。「僕が好きなのはこれだけどね」って取って見せてくれたのは、ダークでもなさそうな色のラムだった。「マーティニークのだよ」って言うから「マーティニークってどこ?」って聞いた。それもカリビアンだった。ラムってカリビアンのお酒なの? そんなことも知らない。それはよくお菓子に使ってたラムとおんなじ色で、ドライフルーツたっぷり入れたフルーツケーキが作りたくなった。 日本のお酒のところを見てみたら、月桂冠の小さな瓶と「月桂冠」って真ん中に縦に書いたネイビーブルーの徳利と、おんなじ色のお猪口がふたつ入った箱があって、「Kokyo Sake Set」って書いてあるのが可笑しかった。なんで普通にしないんだろ、月桂冠。「Kokyo」なんてローマ字で書いたって誰も意味わかんないじゃん。 梅酒を探したけど、なかった。前に住んでた街には、白い陶器にピンクの梅の絵が描いてある丸みのある背の低いかわいい瓶の梅酒があって、友だちんちのクリスマスパーティにもってったら「シェリーみたいでおいしい」ってみんなが喜んでくれた。 お店の人にそれも聞いてみたら、梅の実が入った大きな瓶のなら「前は置いてたんだけどね」だって。そればっか。でもそんなかわいくないの、いらない。 おもしろかった。リカーショップっておもしろいなあって初めて思った。 カナディアン・ミストとセイント・ジェイムスってマーティニークのラム、買っちゃった。 まっ白のコットンのパジャマがずっと欲しかったけど、それを諦めればいいやって思った。 ラムを買ったから、お菓子を作ろう。アイスクリームにかけるのもいいな。 誰か飲みに来てくれないかな。今度の土曜日ジャックが遊びに来るって行ってるから、一緒に飲もうかな。危ないからジェニーを一緒に誘うしかないな。 カダーは来てくれるはずないし、ルームメイトはうどん食べに来ないのかな。このあいだ、まだ「食べたい」って言ってたけど。マジェッドももうダメだしなあ・・・。 「お酒って、瓶開けてから長いこと置いとくとダメなの?」ってお店の人に聞いてみる。「全然平気だよ」って言った。 あの人と一緒に飲もう。全然平気ならいつになったっていい。 その頃にはもうちょっとコレクション増えていそう。お酒選ぶのが楽しいって覚えちゃったから。「コレクション」するものじゃないのか。でもあの人お酒好きだから。 うちに帰ったら留守電が入ってた。「帰って来たら電話して。バイバイ」って。 すぐにかけたけど、あの人取らなかった。いつかけてくれたのかもわからない。 さっきかけたらやっと出てくれて、これからまたすぐ仕事だから話せないって言われちゃった。「なんで携帯にかけてくれなかったの?」って言ったけど、携帯だと高くつくと思ってる。こっちの携帯はおんなじなのに。いつもそう言うのに、携帯にかけてくれたことない。だから、おんなじ値段って言ってるのに。 また拗ねちゃった。「キライ」「俺は好きだからね」「キライキライキライ」。笑い出してあの人がまた言う。「俺は好きだよ」。 あの人最近ときどき自分のこと「俺」って言う。 「僕」ってのが好きだったけど、「俺」もたまにはいいじゃんって思う。 あの人が使う言葉がみんな好き。 「いってらっしゃい」も言わずに、「キ・ラ・イー」って切った。 ごめんね。大好きだよ。 日本は明日、バレンタインズ・デーだね。 あの人とお酒飲みたいな。 なんかね、考えただけで酔ってきちゃうんだけど。 -
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