It's truely meant to be - 2003年01月15日(水) 昨日はお休み。 ディーナのところに行こうと思い立つ。 出掛ける用意を済ませたらちょうどお昼休みの時間で、ジェニーに電話する。 「ウドン作ってー」ってこのあいだからジェニーが言ってたから、招んであげることにした。 なんだか胸がひりひりしたままディーナの顔を見たら、「どうしたの? 何があった?」って聞かれた。マジェッドがもう友だちじゃなくなるような気がしてた。それから、カダーのガールフレンドのこと。バカみたい。落ち込んじゃった。 「みんなわたしから離れて行っちゃう」。たった24歳の女の子のディーナにすがりつくみたいに言ったら、大きな目をまんまるくして驚いた顔してから、「何も悪いことなんか見えないよ。全てのことが上手く行く。今はその途中なの。迷わずに信じて」ってディーナが微笑んだ。そしてマジェッドのことを、「彼はあなたが特別な想いを寄せてる人じゃないじゃない。今だけ、ちょっと淋しい気持ちがするだけよ。なんでもないことじゃない。それにね、彼は離れて行ったりしない」、そう言った。 カダーのことは、今はディスコネクトしてるって言われた。 でも、3ヶ月以内にコネクトするって言った。どんな形にせよ。 そして true love が訪れるって。 「それはその人なの?」ってカダーのことを聞いたら、そうかもしれないし、違うかもしれないって言う。 ほんとなのか、慰めてくれてるだけなのか、わかんない。 それでもひりひりが消えた。わたしが単細胞のおバカなだけかもしれない。 ジェニーのために晩ごはんの準備の買い物をして、目に止まったベイビーカーネーションを買った。お部屋があったかすぎるせいか、黄色い薔薇が半分だけ開いて乾いてきちゃったから。薔薇にベイビーカーネーションを足して、まだたくさん残った分を別の花瓶に生ける。綺麗にお掃除して、ひとりのときにはつけないランプにまで明かりをつけて、バスルームのキャンドルにも灯をつけて、「ジェニー待ち」のお部屋の出来上がり。まるで恋人待ち。 musiq をかけながら、うどんの出汁を取ったり、サラダ用にひじきを戻したり、唐辛子入れたみそ炒め用に茄子の灰汁抜きを始めたりする。カダーのルームメイトもうどんが食べたいって言ってたっけ、一緒に食べに来るって言ってたっけ、って可笑しかったりなつかしかったり悲しかったりもする。 しばらくしたらジェニーから電話がかかって来て、「おなかすいたから、もう今から行っていいー?」って聞く。買い物があるからそれ済ませてから来るって言ってたのに。のんびり下準備ばっかしてる場合じゃなくなった。 誰かのためにお料理するのはほんとに楽しい。おいしいって思ってくれるかなってドキドキもするけど。 ジェニーは「おいしいおいしい」ってたくさん食べてくれた。 「ジャックを誘ったらさ、『あー僕もウドン好きなのにぃ』って、でも今日はアレもしなくちゃいけないしコレもしなくちゃいけないし、ああ行きたいけど、ああどうしようかな、ってまたごちゃごちゃウルサイから置いて来たよ」だって。「ウドン」って、ひょっとして密かなブームなのか。 いっぱいおしゃべりして、antholopologie のお店のカタログ見て「これが欲しい」「これもかわいい」って延々言い合って、ちびたちと遊んで、コンピューターでパーティの写真見て大笑いした。病院のクリスマス・パーティのときのふたりの写真が一番ウケた。「完全に酔ってる」「っていうか、ドラッグ?」。ぽーっとピンク色の顔でぎゅーっとわたしの肩を抱いてにまーっと笑ってる自分を見て「あたしレズビアンじゃん、これ。アンタをモノにしたーって顔だよ」って爆笑する。 11時過ぎにジェニーは帰った。 わたしは4時まで起きてて、あの人に電話する。 「今打ち合わせ中。ごめん」って、あの人はあの囁き声で言った。「起こしてって言うから今まで起きて待ってたのにー」って拗ねたら、「ありがとう」ってものすごく優しい囁き声が返って来た。もう一度聞きたくて「え?」って言う。「ありがとう」。もっと優しくて強い囁きが、わたしの耳の奥にジンって響いた。それから体じゅうをジンジン震わせた。「打ち合わせに戻るね」。囁き声のままあの人は言って、キスしてくれた。 カダーへの想いも、マジェッドの居心地よさも、みんなフェイク。 あの人がそこにいてくれること。それだけ。それだけが、truely meant to be. そうなのに。 -
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