信じてみる - 2002年10月27日(日) 信じてみる。 わたしは幸せになる。 目を閉じてたくさん深呼吸をして、気持ちを集中させた。 わたしが今見たいものは何? 何? 何? カダーの笑顔が見えた。 それは明日とか来週とか、そういう近い日じゃなくて、 もう少し先の、ある日。 あのアパートで、カダーとカダーのルームメイトがいて、わたしがいて、 笑いながらおしゃべりしてる。 カダーの笑顔。 カダーは笑顔じゃなくっちゃ、やっぱりだめだ。 「Iユm so sorry」「Iユm very sorry about this」。 最後に電話で話したとき、繰り返してた。 そんなカダーはだめだから。 幸せに笑うカダーと、わたし。 もうわたしを悲しませなくていいカダーがいて、 もう胸がキリキリ痛くないわたしがいる。 あの日々を取り戻すんじゃなくて、 今度こそ、友だち。 ほんとにほんとの、友だち。 わたしはカダーを支えられる友だちになりたい。それが、今わたしの欲しいもの。 カダーはわたしから消える。 ずっと胸のどこかでそう思ってたから、その通りになったんだね。 消えちゃったものは戻らない。 だけど、もう悲しまないわたしを見せてあげたい。 カダーのこれから先の幸せを、心から信じてるわたしを見せてあげたい。 わたしのことを悲しませたっていう傷を、カダーから取り除いてあげたい。 そんなある日がもう少しで来ることを、わたし信じてみる。 心の奥でその日を想い続けてみる。 ゆうべはわからなかった。 ずっと先の幸せばかり、見ようとしてた。 でもね、気がついたの。 今一番見たいものを考えてみたら、それだった。 そしたら穏やかな気持ちになれた。突然柔らかい光に包まれたみたいに。 信じてみる。信じる。 きっとそんなある日が来る。 今はその日を信じる。 少しずつ、ひとつずつ、信じてみよう。 幸せを。 ねえ、あの人をずっと失わずにいられてるのは、信じてるからだったんだね。 わたしの愛もあの人の想いも、お互いがかけがえのない存在ってことも、消えないってことを。 「きみが大事。この想いは絶対に変わらない」。 ずっとそう言い続けてくれる人。 永遠はやっっぱりあるんだよね。信じてる限り。 カダーもいつかのあの日に言った。 「If you believe it, itユs possible」。 なんかのジョークで3人で笑ってたときで、カダーはそう言ってから自分で笑った。 「名言だろ。引用してくれていいよ、そのあとに『カダー』ってつけるなら」って。 「信じていればそれは可能。カダー」。なんにでもそれを使ってふざけたっけ。 「心配しすぎないで、カダー。全てのことがいい方向に向かうから。あたし、あなたのためにそれを信じる。知ってる? こういう名言があるの。『信じていればそれは可能。カダー』」。 苦しいことをわたしに吐き出してたカダーに、わたしはEカードにそう書いて送った。 今、わたし自分にその言葉をあげる。 信じることはマジックなんだ。 そうなんだよね? 信じてみるよ。 心のうんとうんと奥底で、意識しないでも、いつも信じていられるほどに。 あの人への愛ほどに。 少しずつ、ひとつずつ。 -
|
|