21世紀猫の手日記
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2024年01月08日(月) 心の痛みは長期間残る、親との関係とかもろもろ。一番歌をききつつ

どうしたらいいんだ、こうすればなおるという話ではないです。まぁ、過干渉系の家族でつらい人の参考になったらいいかなと思っています。

そうね、親との関係で辛かったり苦しかったり嫌だったりしたことって、親が死んでもすぐには消えません。私の場合はダメージは残っています。思い出したらまだ胸が苦しいもん。新たな重荷が来ないだけで。インナーチャイルドワークとかなんかしないとダメなんだろうなと思います。カウンセリングとか、なんかね。今誰かにいじわるされるより、そっちのほうがずっとつらい。

親と会うのも話するのもつらいっていう件は……まぁ、見方を変えると、アンタ大事にされてたんじゃない?愛されてたんでしょ、何ワガママ言ってんの?という感じになる。問題の当事者以外にはなかなか理解が難しい。理解できない人って幸せだなとおもいます。

親とは精神的にも物理的にも距離を置くしかないんだと思います。もう、関係が病気なので関係を持たないようにするしかない。たとえ、誰かが病気で助けてとか思っても、お互いに頼ったらいけないんだろうなと思います。苦しいと思っているほうが傷つく。

……会いに行きたくないのに会いに行かないと向こうが来るのでそれを回避したくて無理やり会いに行く途中で嫌すぎて嘔吐とかになっちゃうと、これはやっぱり会ってはいけないんだと思う。重症だもん。

そういう親にでも、なんか役に立たないといけないと思ったりするのは自分も病気だったと思います。いろんな意味で、自分のことがわかってないし病気だし、もうちょっと色々相談のすそのを広げたほうがよかったとおもいます。お金かけたかったけど、お金もそんなになかったしな。病状が深いときって、人の忠告もなかなか入っていかないね。そこらへんは親と一緒(苦笑)。

何かがすごく嫌だったり、憎んでいたりというのは、あまり行動の原動力にしてはいけないんだろうと思う。一時ならいい。長期間、そういう状態だと、意識せずとも行動の根幹がネガティブになるような気がする。それって良くないと思う。
今の自分も後ろ向きにすぐなっちゃう。なんかあったら、すぐ逃げたい。(苦笑)逃げるのは今なのかもしれないけど、また同じことの繰り返しになるのなら、それはやっぱり、現在の状況から学んでもいないし、自分絶対悪くない信仰にハマってる感じでよくない。変えようとしたって、限度はあるんだろうと思うし。急にアンミカみたいな感じにはなれん。でも、変わろうと思わないとなー。
(なんとなくアンミカはコミュニケーション能力強そうな感じがする)


母が倒れる前、意を決して半年ほど会わなかった。調子が良くなった。そのあと母が倒れ、骨折した父を手伝った。悪化した。母の病状や今後をどうするか説明していたケースワーカーに無理難題をたたきつける父を見て、号泣したこともある。

3か月くらいで、家族の役割を外された。連絡先でも保証人でもない。父と意見が違うからだ。その時はショックだったが、結局付き合いきれなかったので良かったとおもう。あとあと、病院の面会が家族じゃないのでできないと言われるところもあったので、断られると実の娘はショックであった。(アマアマだな)

父のあまりの現実の見なさや、私に余計なこと言うなと大声をあげるので耐えきれなかった。父は自分の思いに、「それは無理だと思う、できないよ」と言われるのが嫌だったのだろう。
母の介護な。それなぁ、私にお尻見られてもいいっていうような人じゃないですよ、母。プライドは天より高いんですから。世界平和だから。父に対しても同様でしょう。

まず、同居が無理だもの。私が耐えかねて、家出して橋の下で生活する未来しか見えないもんな。で、私がおかしい、悪いと悪者にされる。それじゃなきゃ胃穿孔でリアルに吐血すると思う。で、やっぱり私が弱いと、病気だとせめられる。そりゃぁ、父の思い通りには動けないな、私。

長い目で見ると、母は特養と病院で良かったと思う。街を一望する高台の特養で、街の明かりがゴージャスで光の海のようだった。見ているだけで泣きそうになるほど美しかった。下手すれば、周りが建物だらけで壁とか隣の窓しか見えない老健だってあるくらいなので、母は恵まれていたと思う。


ここのところ回想に入っていますが、今、父から来ていたハガキを読みつつ処分しています。健康に悪いから読まないほうがよかったな。

父のハガキの内容は主に、自分史です。これが嫌でした。関係を断ちたくないのはわかりますが、母親の件で、もう家族を外された感じなのになにをいまさら。亡くなる2か月くらい前まで、ずーっと俺エライ俺の人生正しいみたいな内容で、お便りなのに命令形みたいなニュアンスがありました。もらって何故かダメージを受けてしまう。

いやいや返事を書いたり、母などうしてああなったのかとか?、私の病気はこうなんです、寝ないと誰でも倒れるんですとか、私のハガキや手紙もそこそこな量ありました。何年かほぼ直で話はしないようにしてましたから。

父は自分の言ったことで私が傷ついて泣いているというのが、理解できてない。なんで泣いてるんだみたいな感じですからねぇ。そこ説明しても、自分は正しいこと言っているからわからないんです。ハガキですら、似たようなことがおきる……。ハガキを読み返しただけで、当時のどんよりして苦しい気持ちになりました。もう、こうなると呪いの一種みたいですな。

基本、そんなに悪い人ではないはずなんですが、父は家族なんて何でも自分の言うこときいてあたりまえだったんでしょう。(葬儀の時に、絶対会いたくないと言っている妹もいると聞いて、なんか納得した)

なんとなく、年取って路線変更ってのは、難しいんだなと思っていましたが、お強烈に神も仏もないとか言っていた人が、死ぬ2か月くらい前には神様ってやっぱりいるんだなぁっていましたから、幾つになっても人は変われるんだろうなと思いました。

そこは、ちょっとだけ人間に希望がもてる感じがしました。父の残したいいところです。









zaza9013

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