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2004年01月10日(土) 友達の結婚。

会社ですごく仲のよい友達が結婚することになりました。
しかも住む場所は私の家から徒歩1分。ち、近すぎ・・・(笑)。
お相手は同じ会社の16歳年上の男性。彼女は悩んで、悩んで、悩んで、決めました。
28歳の彼女と44歳の彼。子供のこと、将来のこと、彼の親のこと。彼女の親のこと。

「僕が、君の父親にも、旦那にも、なるから。」

去年父親を亡くして沈んでいる彼女に言った彼のこの言葉が、彼女を決断させました。

Tちゃん、Mさん、おめでとう。引越し手伝うからね。

*****

さて。「僕と彼女と彼女の生きる道」の感想をいろんな所で読んだんだけど、
家族を持つ人も、持たない人も、母親である可奈子について
「あんな贅沢な生活をして、子供を捨てるなんて許せない」という感想を持った人が多かったことに驚いてしまった。

可奈子は、愛がほしかったんじゃないのかな。家庭に。
父親“役”、母親“役”、夫“役”、妻“役”。記号じゃない、なにか。
それは整えられた環境や与えられた役目ではカバーできないことで。
しかも、娘を愛せないというのは、かなりのストレスなんじゃないかと思うんだ。
・・・もちろん娘がひとり宙ぶらりんなことは問題だけどさ。

選択肢はたくさんあることはあるのも確かなこと。
夫を給料配達人と思って、子供を育てて、好きなことをする。
子供と新しい形の関係をもつ。(これは責任という観点でね。)
幸せのカタチなんて千人いたら千通りあるんだから・・・。
でも、他の誰もがなにかを捨てて、なにかをあきらめて生きてるからという理由で
可奈子を縛り付けておくことなんて、きっと、できない。

それは徹朗も同じこと。

じゃぁ 子供ばかりが被害者かよ、ってことになりますわな。
子供は親を選べないもんなー。うーん。

私は自分の家庭しか知らないから、ものさしは一つしかないわけだけど
家族なんてどこかしらいびつで、もろいもんなんじゃないのかい。

きれいな花もいつか枯れるし、白いエプロンはどんどん汚れていく。
生活するって、大変だよね・・・。

2話目で可奈子の本心が吐露されるのかしら。ふぅ。

*****

Tちゃんの話に戻ります。

可奈子がほしかったもの、それをTちゃんは見つけたように思う。
それは“絆”。
目に見えない、確かなもの。

・・・書いてて気がついた。これってTV誌に書いてあったそのまんまじゃんね(笑)


こっそり中居小説(!)をUPしました・・・(^^; 20020117



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