QP-Days
くづき



 まあ、いろいろと

内野トートの2回目に行ってきました。
感想は「え?『エリザベート』ってこんなに簡単なお話だっけ?」です。

きょうの「えりざべーと」はこんなおはなしでした。

人間の少女に一目惚れした小悪魔は彼女に命を帰してあげました。
少女は生き返った時に小悪魔の姿を忘れてしまいましたが、なんとなくのイ
メージを覚えていました。・・・ところがそれは美化1200%位されていた
のです。
成長した少女の前に小悪魔は再び現れて愛を告げますが、肝心の少女は「わた
しの好きになった人はあなたみたいな変な人じゃないわ!」と彼を拒絶しま
す。

んで、なんだかんだと小悪魔は熱心にアプローチを続けますが、少女はやっぱ
り違う物は違うの!と心を許しません。

少女の周りでは「ていこくがたいへんだー」とか「こうごうらしくしなさい」
とか「ぼくはママのかがみー」とか騒いでる人が一杯いるけど小悪魔には全然
関係ありません。
小悪魔は少女の事で頭が一杯なので、他の事に手が回らないのです。
皆は勝手に騒いで勝手に滅んでいくだけです。
もっと自分に素直になればいいのね!

あまりに少女が首を縦に振ってくれないのでちょっとだけつまみ食いにいきま
した。たまにはカッコイイ!ところもみせなくちゃ。

少女はずっと好きだったけど分かりあえなかった人にごめんなさいと言いまし
た。言ったらなんだかスッキリした気がします。

ある晴れた日、「あなたを違うって思ったのは勘違いだったみたい」、と彼女
は自分で気付きます。しかもその小悪魔が自分の欲しかったものを持っている
とわかったので彼の手を取る事にしました。思っていたのとは少し違うけど最
後の答えがあってればいいのよ。意外にサバサバしています。
けれど、そんな事を思っていると小悪魔にバレるとまたDV亭主みたいに振る舞
うかもしれません。ここは最後の一芝居をしなくては。

小悪魔の方は彼女が手を取ってくれればそれで満足なので今までの事は水に流
して大喜びです。やっぱり俺の事が好きだったんだろ?

かくして、二人はそれぞれの思い込みだけで望む物を手に入れたのでした。
それに巻き込まれてパズルの最後のピースをはめさせられた上に100年間も
煉獄に捕われるはめになったルキーニくんはいい迷惑です。チャンチャン。

・・・電波飛ばしてすみません。

究極の自己愛というか最後までシシィとトートが見事に噛み合わない(^^;
あそこまで二人の感情がすれ違っている癖に、お互い相手の話を聞かないおか
げでハッピーエンド・・・ってこんなのありですか!?

シシィが理想にしている「死」はあの「トート」じゃなかった、なんていいの
かなぁ。最後に結局彼しかいないから「踊ってあげても良くってよ」な皇后
様ってありなのかぁ。
トートはトートでホントに嫌われているのに妙な自信で「お前は俺を愛してる
んだ!」って勘違い野郎だったしなぁ。
帝国崩壊にトートが全く関与してないように見えるっていうのもありなのかぁ。
『エリザベート』ってここまで変化させちゃってもいいんだーと新しい発見
(笑)
「私が踊る時」での意地の張り合いや最後の2重唱での主張の違いを絵にした
らああいうラストになってしまうのか・・・・
でも、結構面白かったんだよ、これがさぁ。なんだよ、もう。

ちゃんとした感想は明日にでも。
夜中に書く文章はろくなものじゃないですね。
上の「きょうのあらすじ」も決して莫迦にしてる訳じゃないんですよ。

井上君の公式サイトが更新されていて「ウルルン滞在記」に出演することが発
表になりました。ウズベキスタンで荒馬・・・似合うような似合わないような。
放送は4/25(日)だそうです。

「ミス・サイゴン」の前売り開始日でしたが本日は参戦せず。
一緒に行く子の予定を確認しなくては・・・キャストに異様にこだわるとかし
なければなんとでもなりそう、と思うのは甘いのかなぁ?

月末の「エリザベートトークショー」に行けるはずだったのが行けなくなり
大ショックです。えー、もう、なんでよーと泣きが入っています。
もし、万が一、手元にチケットが余ってるわーという方がいらっしゃいました
ら御連絡お待ちしています(願)

2004年04月10日(土)
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