×××こぉんな日×××

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2004年07月04日(日)    +++ 明日の為に ずっと先の為に ◎ +++





    コンクールの予選本番でした。
    いやぁ 何度経験しても 生徒サンの演奏はドキドキです。
    そして 楽しませてもらってます。
   
    今年は 小学生低学年の部に2人。高学年の部に2人。
    高学年の部は 人数が少ない割りに レベルがそこそこ。
    
    事前に渡されたプログラムを見ながら 準備できる最大限の事を
    あれこれ考え予測し 少々頭でっかちな私。

    ぎりぎりまで レジスト(音色の作り)を変え バランスをいじくり
    手伝える事は手伝ったつもりだったけど 他の生徒さんの演奏を聞くと
    「なるほどね」とか「あ〜あれぐらいは OKだったんだ」とか
    勉強になりました・・・。


    で 3人娘とBOYの結果ですが 低学年の部のみなみちゃんは
    優秀賞で 代表になり次の大会へ。
    洋輔ボンは 奨励賞となかなか健闘しました。
    ようやった。エライぞ。

    高学年のお姉様2人組。こちらは 残念で賞。

    発表が終わり 表に出て 話し出したら ポロリとみおちゃん(5年生)
    合計30名近く出場してて 賞を取れなかった子供達の方が多く
    あれこれ談笑するなか 悔し泣き。

    結構目立ってましたね。
     
    子供の部と言えども 明暗はハッキリするわけで 弾きおわった事で
    全てが終わった子と自分の結果と敗因(あえてそう言わせて貰う)
    をしっかり受け止めて 悔しくて泣いちゃう子とでは 
    次に向けての心構え等が違ってくるわけで・・・。
    (と信じたい・・・)


    あとでのメイルのやり取りでも 強弱がついていなかった。
    体が思うように使えなかったと冷静な判断・・・。

    あの緊張感の中で よく覚えて帰ってきたと思います。

    も一人のゆきちゃん(6年生)は コンクールに出ると1ヶ月半前に
    決めたので 他の3人と練習量が全く違い足りてなかったのに
    そこそこ食らいついて行ってたんだけど つまんないミスが多かった。

    本人も良くわかってるはずだけど 悔しさと「どこがあかんかったか
    自分が一番良くわかってるでしょう?」とのお母さんの愛のお言葉に
    少々反抗中。

    一人泣きの最中らしい・・・。
    そうして 自分に向き合う事も必要だよ・・・。

    でも悔しいばっかじゃ 一歩踏み出せないからね。
    今度 2人で 話し合おうじゃないか・・・。ゆきちゃんっ。


    さて この2人に お願い事をしました。

    心をこめて 聞きに来てくれた おじいちゃんおばあちゃんお父さんに
    「ありがとう」を言う事。
    お母さんに 送り迎えしてくれた事に対する感謝とこれから先また
    レッスンに付き合って頂くお願いをキチンとする事。

    「ありがとう」を心をこめて言う事で 今回の結果や色んな思いに
    リセットできるように。

    音楽を作り上げるという事 一人では今のあの子達にはとても
    大変な事で いつもお母さんや家族の励ましや 支えがあるからこそ
    私に叱られても頑張れるわけで そう言う状況 普通だと思ってると
    思うんだけど とてもとても恵まれた環境だという事
    そろそろ・・・そしてこの機会にわかって欲しいと思ったんだよね。

    
    音楽続けるって 実際大変ですわ。

    収入安定しないし。ずっと 円満に仕事があるわけではないし。
    (現実的ぃ・・・)

    私とて 収入安定しない時に「仕事どうなってんの?」とか
    変にプレシャーかけない両親で良かったと思ってるし
    そんな時も 食べる事に苦労しなくて済んだ事に感謝だし。

    理事長とて 仕事がないときに 先輩や先生に仕事回してもらったり
    仕事減っても 「仕方ないよな」で済ませ「私達の生活どうなるの?」
    って言い寄らない妻である私に感謝してるそうです。
    
    もっと掘り下げれば 数あるおけいこごとの中から 音楽を選んで
    くれた 両親に大感謝。

    
    カリカリカリカリ 自分だけが苦労してるみたいに練習してたときって
    ホント きっつい音出してたと思うんだよね。

    話がそれてしまったけど・・・。

    ちゃんと節目にお礼を言えることって 大事だと思うし
    お礼を言える環境や 経験させてもらってる事 ちゃんと受け止めて
    欲しかったんだよね。


    みぃちゃんは 照れながら 家族全員に「ありがとう」を言い
    賞を取った弟くん洋輔ボンに「良かったね」って言ったそう。

    そう言う風に言えることが 心の成長になるし
    ちゃんと次の一歩を踏めるきっかけになる。

    今 悔しくて気持ちの整理のつかないゆきちゃんが 
    時間かかっても 3人姉弟を自分の時間返上でいつもあっちこっちに
    送り迎えし(実に10年近く続いてる。)いつも子供達のことばっかり
    考えてるお母さんに「ありがとう」って言えること
    待っていたいと思います。

    4人と家族のみなさま おつかれさまでした。








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