あごあごしい日々 

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 +道+

ブラジルGPが終わって、1週間が経ちました。
私は丁度、ブラジルにキミが到着する前の木曜日に(笑)
フィギュアスケートのNHK杯に行く準備をしてて
軽いぎっくり腰になりまして。

動けないから置き物のようにNHK杯を観戦し
置き物のようにブラジルGPも観戦する羽目に(;´Д`)
そして週明けて、仕事で辛くて医者に行き
結構ヒドイぎっくり腰だよと言われて、今に至る(笑)

まあ、注射とコルセットのお陰で
土曜日から痛み引いてるんだけれどもね。
ぎっくり腰って初めてなったので
ビックリしましたよw

でもこれで、地球の裏側から
ミハエルの不幸は依り代になって引き受けたと
意気揚々ともしていたのですけれども(まて)

予選はQ2落ちだし、決勝は5周?で
パンクして最下位まで順位落とすしでのー
俺、腰痛いだけ損じゃないかヽ(`Д´)ノウワアアアアン!!!!!!!!!
と、途中かなりヤサグレましたさ(笑)
役に立たない依り代で、正直スマンかった(;´Д`)

でもまあ、ブラジルGPを見てる最中は
デブリ拾ったパンクとは解らず
「謎のピットでハードタイヤ→ハードタイヤ」
そしてまた少し走って「インターミディエイト」
という、間の悪い展開になったときにはねぇ。
正直「またか!!!!」と思いましたけど。

それだけとっ散らかっても
決して諦めない男、ミハエル・シューマッハ!
最終戦でもマシンは決して速くないんだけど…さ。

アロンソ様が「デプリヒドイよ!! 危ないよ!」と
無線で叫び、FIAが「仕りました」と
セーフティーカーを入れて答えたときに

運の無い余計なピット作業で
前の隊列から遅れていたミハエルも差を詰めて。

結局ナノの呼んだSCという天の啓示が
「フェッテル君の順位を上げる」事にも貢献し
「ミハエルが6位をフェッテル君に譲る」という
位置にまで居ることをアシストしたんだよなぁ…と。

あのSCが無かったら
ハミちゃまとニコヒュルの事故も無かったかもで
「たられば」を言い出したらきりが無いんだけどさ。
ナノが2位取れたのもSCの勝負の「あや」なら
べっつんの6位も「天恵」だったのだよねぇ…と
人の運命の巡り合わせにも、驚愕している
ブラジルGPだったりします(;´Д`)

ミハエルさんも結局
表彰台に乗れなかったとしたら
次に1番美味しいであろう「7繋がり」押さえたしなw

カーナンバー7の「7 Times Champion」が
生涯最後(予定)のF1レースを、7位で終えたんですもの。
そしてまあ、ミハエル自身もその事に気付いてたけど
TVの前でみんな気付いて、そこ突っ込んでたと思うよw

◆◆◆

そして、人の運命の繋がりとは
やはり不思議な物で御座いましてねぇ(;´Д`)

2009年。
F1を「引退していた」ミハエルと
フェッテル君のインタビューを今読み返して。
http://f1-gate.com/vettel/f1_4241.html

輪廻転生という表現は、ヘンなんですけどさ。
『環状の道』というか『運命の輪』というか
メビウスの輪が抜けられなくても良いんですがw
どうしても、そんなモノを感じてしまいます。

ミハエルが「望んだこと」ではなくても
彼がF1で成したことか、ドイツ国内での熱狂になり
あの時代は「ヨーロッパGPがドイツ」だったのも
ミハエルが活躍したから、カートに乗る子供も増えて
若手育成プログラムが整備されたりしてだな。

ミハエルがF1で興した事が
今、ドイツ人ドライバーが多いと云うことに
間接的に繋がっていってるワケですよ。

その中の1人が、セバスチャン・フェッテルで。

まーこれは、チビセブとミハエルとか
色々写真もエピソードも残っておりますので
皆様ご存知だとは思うんですけれどもさw

先のインタビューで、べっつん自身が
「ミハエルが来てくれたことは、子ども達
みんなにとって特別なことだったからね」と
言っておりますしな(;´Д`)ハアハア

そんな出会いの2人が

「お前を倒して俺が1番になる!!!」でもなく
「若者などひねり潰してくれるわ!」でもなく

ある意味、息子と若いパパくらい年離れてるのにw

車走らせるの楽しいね(・∀・)
早く走らせるともっともっと楽しいね(・∀・)
そして勝つの大好き+*・゚(゚∀゚)゚・*:+
(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

という、同好の志的なだなwww
お目々キラキラ繋がりに、何故成れるんだwwww
この2人、本当に気の合う友達みたいだしさ。

この関係、ミハエルも変わってるけど
べっつんも変わってないと、無理だと思う(笑)
良いキャラクターが使わされたモンだなぁ(*゚∀゚)=3
な〜んて、思うわけですよ。

そして、ミハエルが復帰しての3年は
ずっとセバスチャン・フェッテルがWチャンプなのだ。

その「3回目の戴冠」を助けるために
ミハエルは自分の道を、順位を譲って去る。

なんかなー、泣けました。

ミハエルの輪廻の輪が回りきって
新しいフェッテル君の輪に託されたみたいでさ。

人はそれを「世代交代」と言うのかも知れないけれど。

私には、輪廻であり
1本の道が繋がっていく様に見えたのさ。

まあ(;´Д`)
あまりにアッサリとミハエルさんが
べっつんに順位譲ったから、変な批判も
有ったみたいですけれどもさー。

ベッテルに譲ったシューマッハを弟が擁護
http://www.topnews.jp/2012/11/29/news/f1/teams/redbull/78288.html

この見出しが「ラルフ」じゃなく「弟」な辺りに
時代を感じるアゴヲタなのでもありますが。

んー… でもねぇ。

人の心に起こる・知人友人への感情よりも
ギアボックスのシール剥がす方がヒドイと思うんだ(笑)

批判するヤツらになんざ
「べっつんはシューマッハの闘争心シール剥がした」
とでも、言っておけば良いと思いますwwwww

じっさいは、剥がれてないけどねw
べっつんが追いついて、真後ろまで来た時
メインストレートから1コーナーで行かせるのか?
…と、思って見てたら、ミハエルさん。

大外からインへと
めっさマシン被せて来やがって

あ、そこでは行かせないんかwww


って深夜に大笑いしたからな( ´_ゝ`)
その後すぐに安全に行かせたけどさwww

最後の最後まで、
ミハエルだったなぁと思いました。

ミハエル自身は、倒すべき者
倒したい者を奪われた人では有りましたけれど。
自身は、見守り譲って去る人の役を得て去るのか。

そうか、そうやって去るのか。

この辺で泣けてきました。

そしてパルクフェルメで
べっつんを讃え、長く抱擁する2人の姿に
泣かないようにしてたのに、涙腺だぱぁですよ。

うん。
良い引退レースだったと思います。
本当にそう思いました。

◆◆◆

P.S.
1998年からF1を見ているため
どうも跳ね馬は「翼単板が5mmずれてて失格を
無かったことにした1999年」とか
「ナノに摩訶不思議ペナつけた2006年イタリア」とか
政治とか自分有利にWチャンプ取ろうとすると
【残念でした2位】を獲得してしまうフラグの予感が。

ノーズにケチ付けたり、ギアボックスのシール剥がしたり
レース後黄旗緑旗で質問してみたりだな〜
あんまやりすぎると、良い事無い気がしてたりな(爆)

まあ、今年は「風洞ガー」「失敗マシンガー」と
ドメニカリさんが仰ってるのでな…

第2のクリス・ダイアーが生まれなくて良かったなと
ホッと胸をなで下ろしてるトコロなんですけど。

こっそり開発部門で斬首刑とか有るんだろうか。
何か怖いッス、最近の跳ね馬(笑)
((((((;゚Д゚)))))



2012年12月02日(日)
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