あごあごしい日々 

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 +愛する事・愛される事+

ミハエル・シューマッハさん
【相手のトラブルを望んでまで
勝ちたいとは思わない】

フェルナンド・アロンソさん
【ヤツは汚いドライバーだ。
最終戦で何をやるかは解っている】

まーあ、ミハエルとアロンソって
最後の最後まで
1瞬たりとも噛み合わない
ライバルで終わりそうだな!!!!!!

と、大笑いしつつ今晩は(笑)

いや、まあ、アロンソ…
あんたにぶつけてもミハエルさんは
Wチャンプに成れないんですが。

余 程 上 手 く や ら な い 限 り は www
(しまった否定が出来ない)

しかしこの有様を見てると
見た事もないのに思い当たるのは
その昔大変に非道かったという噂の

若かりし日のミハエルさんの
デーモン・ヒル氏に対する仕打ちって
こんな有様だったんですかね?

人の又聞き・噂聞きだと
アロンソ的血の通った悪口じゃなく、
冷たい口撃だったみたいですけど。
兎に角どーでも良かったみたいな…?

だからまあ…
アロンソに関しての事は
顎棚に上げて言う訳にも行かず(笑)
因果は巡ると言っておきます(;´Д`)

◆◆◆

でもな、アロンソが
こんな有様になっちゃってるのは
半分フラビオの所為だと思ってまして(笑)

フラビオはミハエルの
昔の上司で御座いますから(;´Д`)
ミハエルがメンタル面で言われる程
強くない、グラグラした人だと
言う事を物凄くお見通しで。

それでルノーを有利にする為
他人に、ミハエルに聞こえる様に
わざと『あの可哀相なお年寄り』とか
『最終戦でやる事は解ってる』だの
言ってきてるんだと思うけど(笑)

残念ながらな( ´_ゝ`)
アレはもうフラビオと居た頃の
ミハエル・シューマッハでは有りません。

まだメンタル面ではアレで
ちと小さめな人ではあるんですけど。
人は愛し愛され・許される事で
本当に強くなるし、心穏やかになれる。
今のミハエルは、そこの域までに達してる。
勝つとか負けるとかすら超越してる。

だから下手な舌戦にかまけてると
自分の評価落とすだけだと思うんだけどね…。
まあ、アロンソは特にな…
言えば言う程、色々な物を失ってくよ。
だから早く!! ロンちゃんと躾け頼む!!!!!!!!!!

◆◆◆

鈴鹿で、うちわ配布で
結構何人もの人から聞かれたのは
『なんでミハエル辞めちゃうんでしょう』
『結果的に跳ね馬にシート無かったの?』
てな、ニュアンスの内容でした。

私はイタリアGPからこっち
うちわの制作と配布と郵送に忙しくて、
F1コラムの内容とか、他人様の日記とか
あまり読めてなかったんだけどιι

シューマッハは辞めたくなかったけど、
辞めざる終えない状況に追い込まれた。
…確かにそんな論調が多いね。
正直、吃驚する位に(笑)

そーいや私の理解する範囲の
ミハエルの引退の理由とか、推察とか。
一切書いてなかった気がするのでι
此処でちょっと書いてみますが。

去年の終わりから・今年の初めに
『去年はフィジカル面が出来てなかった』
『まだやれる事があった』と云って
フィットネスの鬼したり、メットに錘付けて
走ったりしていたミハエルさんですが。

こんだけ鍛えまくったって事は
【努力して補わなきゃいけない何か】を
本人が自覚していたからと思う訳さ。
それは年齢的な物で、間違いないと思う。

それでも体力に関して云えば
まだまだF1トップアスリートで間違いなく
勝てるし速いし強いままなんだけども。
「俺の全盛期を知る俺」には
(´・ω・`)と思う部分が有ったのではと。

それは248F1のミラーが
みょんっと外に向かって着いてる事。
(ミハエルが後ろが見づらいと言ってたな)
メットのバイザーに留め具が付いた事。
(ミハエルが風が入るのを嫌った?)
てーな事でも、見て取れる。

若かりし日には何でもなかった事が
ちょっと辛くなるorイヤと感じる
お年頃になっちゃったのかな〜とかねι

私は顎ホルダーに顎入れてる
ミハエルの写真を見てそう思った(;´Д`)
(しかもそこかよ/笑)

一応、そんな前振りが有りまして
向かえたF1シーズン、2006。

ミハエルさん、今年契約終了だしと
わたわたし初めている、跳ね馬首脳陣。
息子の様に抱きしめるよー!!! と、
最大級のラブコール送る社長を尻目に
ミハエルさんは迷いの森の中にいる。

自分が居なくなった後だって
跳ね馬は生き延びなきゃならない。
その為には若い血が必要だ★

キミ・ライコネンに異存はない。
但しジョイントNo.1は、ちょっと困った。

私はミハエル・シューマッハは
大変に悩む事が苦手な人だと思っている。
てゆーか、吹っ切り下手というか
踏ん切りの良さが足りない。

だから、スタートが下手。
オーバーテイクも苦手。

特にオーバーテイクは
此処で行く/行かせるって辺りの
一瞬の判断が、人と感覚がズレている。

だからぶつかる事が多い。
レーシングアクシデントという名の
判断ミスが付きまとう。

だからミハエルは、
自分と考えを異にする他者を省いた
【悩まないで済む】オーバーテイクを好む。

ピットストップ作戦。

これは自分との戦いであり、
自分がコンマ数秒走り続ける事で
確実に相手を抜く事が出来る。
俺が俺とする戦い。1人で済む戦い方。

そのミハエルがジョイントNo.1?

ジョイントNo.1って
何か事が起こって同時ピットになったら
俺も悩むし、チームも悩む(笑)

その悩んだ俺が、今と同じく
チームに勝利をもたらす事が出来るのか?
その約束が俺に出来るのか?!?!!!!

そしてミハエルは
出来ない約束は出来ない人だった。
そんな事だったんじゃないかなと思ってます。

勿論、キミたんを突っぱねて
俺がNo.1のまま、チームに居座る選択も
出来たんじゃないかと思うけど(笑)
そこまでギラギラした思いも
もうミハエルには無かったんでしょう。

チームがジョイントを望んだ時
俺がFerrariに来た役割は全部果たした。
1つ柱で支える時代は終わったんだ。
そーんな感じと考えてます。

でも、これはね。
チームが悪い訳でもキミが悪いのでもない。
1st.としてしか生きられなかったのは
ミハエルの責任だし、ミハエルの決めた事。

決して追い出されたのではなく
意に沿わない引退劇でもなく

ああそうか、来年は俺が1人で
跳ね馬を支えなくて良いんだな〜と
思った時、走る自分の姿が見えなくなった。
その程度のモノだと思ってますよ。

つか、ジャーナリストが書き立てる程
跳ね馬とミハエルの関係は脆弱じゃないよ!!

ミハエルがイタリアンマフィアを
チームと家族に変えてしまった様に
Ferrariもミハエルを変えてしまったんだ。
それ位、相思相愛相互依存な
関係であると思っています( ´∀`)

◆◆◆

で、来年キミたんは
Ferrariで苦労するだろうなぁ〜とか
ミハエルの代わりは務まらないだろうって
こちらも書き立てられていますがιι

ライ子はライ子で有れば良く、
ミハエルの役目は、ミハエルがしてくれる★
これが私の考えている来年の姿です(笑)

キミたんに
「Ferrariは良いチームだな」と
思う心さえあれば、何の苦労も要らない様な。

多分ね、マシンに問題が起き
ちょっと勝てなくなったとして…
問題解決出来なくて、迷い始めた時に
そんな時こそミハエルがミハエルであればいい。

要するに、こんな感じ↓

「最近決勝のロングランで起こっている
問題を解決するにはどの方法があるかな?」
「キミとフェリペは、どんなマシンなら
走りやすくて、速くなると考える?」
「解った、それにはタイヤを助ける手立てが必要だ」
「では技術的な優先順位を決めよう」
「ハミィ、次は此処の部分を
強化したタイヤを準備して欲しい」
「そして先ずはリア周りの改善をしよう」
「それでテストを走ってみて、次を探ろう」
「心配する事は何もない」
「僕たちなら問題を解決出来るよ!
Ferrariは強く素晴らしいチームなんだ!!」


私は将来、確実にミハエルは
こういう人になる気がしています(笑)

この人の、マシンへの知識と
対話する能力はハンパなさそうですし!
Ferrariがそれを望みそうだから。

そしてこのミハエルの姿勢を学び
キミたんとマッサは育っていけばいい。
その育ち具合を、ミハエルはニコニコと
見ていればいいなと思うしだいさ★

これがミハエルの
ステアリングを持たなくても出来る事。
引退してもチームと関わりたいとか
思った事なら、良いなと思てたりします(笑)



2006年10月11日(水)
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