今回もワイン教室。
趣向をこらして、最初に今日飲む3本のうちの1本を参加者の 多数決で決定した。 「プロヴァンスのロゼ」と「ヌフの赤」。 ヌフを飲んでみたかったが・・・。
最初に白で『JARDIN DES CIGALES VIOGNIER 2004』。 VIOGNIER100%は初めて。洋ナシのアロマに白みがかった黄色だった。 温度は7〜10℃ぐらいが飲み頃らしい。 やや辛口だが、まったく癖がない。これがVIOGNIERの特徴か。 試しに時間をおいてすこし温度が上がった状態で飲んでみたが、 やはり低い温度の方がキレの良さがあり、美味しく感じた。 1,680円はユーロ高とは言え、十分見合ったものだろう。
次は、『BANDOL ROSE COEUR DE GRAIN CH.DE ROMASSAN /DOMAINE OTT 2006』 多数決で軍配の上がったプロヴァンスのロゼw 桃と木苺のアロマに桃のような薄いピンク。 薄口で滑らかな舌触りで、ソフトドリンクのようなロゼではなく、 微かなアルコールを感じさせ、夏にぴったりのロゼ。 3,675円は微妙かなぁ。
『DOMAINE DE BARON`ARQUES 2003』 別名”オーパス4”って、オーシャンズ13みたいw バロン・フィリップ・ド・ロスシルド社との提携でこのように 呼ばれているようだ。(アルマヴィーヴァなんかもそう) 重厚な葡萄と微かなシナモンのアロマ、黒い赤。 セパージュはわからないが、CS、メルロー、CF、グルナッシュ、シラー、 マルメックと多くの品種使用しているため、複雑な味わい。 まだ若く感じたが、ちょっと薄味でタンニンも少なめ。 6,090円はちょっと手が出ない。
最後におまけの珍しいワインを飲めた。 『Domaine de Terre Megere 2002』。 ムールヴェルド98%のワイン。 シナモンのアロマで舌触りが滑らか。 タンニンは感じないが、バランスがよく、美味しい。 南仏のワインばかりを扱っている店「イデアル」で取り扱っているようだ。 3,500円はお買い得だ。
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