あっきーの日記

2007年06月20日(水)  中華とワイン

美味しい中華料理に適切なワイン。
これ程贅沢な食事はない。

「フルーツ入り春巻き」と「Ch.Talbot Caillou Blanc 2004」の
組み合わせが特に素晴らしかった。
最初にワインを一口飲むとすっきりした味わいで
自己主張の控えめなおとなしいワインだったが、
春巻きの甘さが華やかに白ワインを着飾った。

「Ch.Talbot 2004」も初めて飲んだが、
CSが60%以上にも関わらず、今飲んでも十分に味わえた。
このヴィンテージだからだろうか。
英仏100年戦争のイギリス人将軍の名前を冠するワインで
(なんでフランスで敵国の軍人の名前を取ったのか不思議だったが
 ネットで調べてみると、百年戦争時代ボルドーはイギリス領で
 英語読みでトールボットという名前だったようだ。
 カスティヨンの戦いでトールボット将軍は戦死してイギリスは
 ボルドーの地を失った。とあったが、どこまで本当やら)、
重厚な佇まいで落ち着いた味わいだった。

「鶏肉と茄子の甜麺醤炒め」の茄子の味付けも抜群だった。
「香港麺」のダシは鶏がらではなくて、蟹や魚介類を中心だったため、
独特な味わいを楽しめた。

税込みで7,350円だったが、値段以上の価値を感じた。


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