あっきーの日記

2006年11月09日(木)  美味しい赤

とうとうワイン教室も最後。
『ブラインドデイスティングによるヴィンテージ確認』
ってお題だったが、今日飲んだ「Ch.BRANE CANTENAC 2003」は
今までの中で一番美味しかった。

『Ch.LARCIS DUCASSE 1992』SAINT-EMILIONの赤ワイン。6,300円。
色は赤から茶色が入っているほど、古いワインで粘性も少ない。
草木のアロマに、第二アロマは最後の一房の果実と思わせる香りが漂う。
メルローらしい味わいの中に、舌触りは薄く、滑らかさもなく、
最初に一口にすべてが凝縮されていた。時間が経つと色褪せてくる。
こういうワインにデキャンタは不要だ。

『Ch.BRANE CANTENAC 2003』MARGAUXの第2級。5,985円。
若木のアロマと赤紫の若い色。第二アロマはスパイス的な感じから、
一口するとCSの若く、苦く、タンニンの深い味わいがした。
酸味がそれほどなく、いたって普通の赤ワインだったが、
時間が経つと驚くほど化けた。
渋みが解けて優雅な庭園を思わす雰囲気と長い余韻。
”PP”ではMARGAUXにてしは薄いとの評価の出来らしいが、
数少ないワイン経験の中では一番美味しかった。

『Ch.BRANAIRE DUCRU 1998』SAINT-JULIENのメドック第4級。6,615円。
「Ch.BRANE CANTENAC 2003」より少しオレンジがかった色。
果物のアロマから第二アロマは花の香りがした。
CSとは思えない繊細さを持ちながら、かすかな渋みとバランスが良い。
澱が多かったが、今がちょうど飲み頃か。
ここのCh.はブドウの重みで圧搾するそうだ。
そういえば同じ方法のボジョレーがあったな。

すべてボルドーワインだったが、ヴィンテージはわかり難い。


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