とうとうワイン教室も最後。 『ブラインドデイスティングによるヴィンテージ確認』 ってお題だったが、今日飲んだ「Ch.BRANE CANTENAC 2003」は 今までの中で一番美味しかった。
『Ch.LARCIS DUCASSE 1992』SAINT-EMILIONの赤ワイン。6,300円。 色は赤から茶色が入っているほど、古いワインで粘性も少ない。 草木のアロマに、第二アロマは最後の一房の果実と思わせる香りが漂う。 メルローらしい味わいの中に、舌触りは薄く、滑らかさもなく、 最初に一口にすべてが凝縮されていた。時間が経つと色褪せてくる。 こういうワインにデキャンタは不要だ。
『Ch.BRANE CANTENAC 2003』MARGAUXの第2級。5,985円。 若木のアロマと赤紫の若い色。第二アロマはスパイス的な感じから、 一口するとCSの若く、苦く、タンニンの深い味わいがした。 酸味がそれほどなく、いたって普通の赤ワインだったが、 時間が経つと驚くほど化けた。 渋みが解けて優雅な庭園を思わす雰囲気と長い余韻。 ”PP”ではMARGAUXにてしは薄いとの評価の出来らしいが、 数少ないワイン経験の中では一番美味しかった。
『Ch.BRANAIRE DUCRU 1998』SAINT-JULIENのメドック第4級。6,615円。 「Ch.BRANE CANTENAC 2003」より少しオレンジがかった色。 果物のアロマから第二アロマは花の香りがした。 CSとは思えない繊細さを持ちながら、かすかな渋みとバランスが良い。 澱が多かったが、今がちょうど飲み頃か。 ここのCh.はブドウの重みで圧搾するそうだ。 そういえば同じ方法のボジョレーがあったな。
すべてボルドーワインだったが、ヴィンテージはわかり難い。
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