ワイン教室のお話。
今日飲んだのは3種類。 今回もいいワインが飲めたが、 その中でも、ヴィンテージ(生産年)の違いを 認識できたのが大きかった。
最初に飲んだのは、シャブリ。 Jean Claude Courtaultの2004。 果実風味だが、非常に軽く、まったく癖がない。 価格もボトル二千円で、比較的安価(それでも高いな)で 生牡蠣にぴったりだと言う説明。 マリアージュとやらの楽しみ方を体験したくなった。 そろそろ牡蠣の季節。築地に行って来るかな。
で、2本目3本目。 Philippe Charlopin ParizotのGEVREY CHAMBERTINの2003と2004。 価格は双方ともほぼ同じ(六千円程度)。 匂いは両方ともかすれた薄い臭いだった。 しかし、グレートヴィンテージ(猛暑)に当たる2003は 色も濃く、土の味が強くし、濃厚な味がした。飲み頃はまだ先かな。 一方で、2004は不作の年(冷夏)に当たるそうで、 色も薄く、妙に酸味が強く、バランスが悪く感じた。 味は薄味だし、あまり長熟タイプではないようだ。
ところで、ブルゴーニュのワインはテロワールよりも ドメーヌの影響が大きいようだ。 このPhilippe Charlopin Parizotは 神様Henry Jayerの弟子としても有名。 それに、もともとMARSANNAYにいたらしいが、 GEVREY CHAMBERTINに本拠地を移したとのこと。 余談だが、GEVREY CHAMBERTINのワインは、 かのナポレオンもこよなく愛していたらしい。
できれば、ブルゴーニュワインではヴィンテージよりも 同じテロワールでドメーヌの違いでワインを楽しみたかった。
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