あっきーの日記

2006年09月23日(土)  広重土曜寄席

千葉市美術館に『広重土曜寄席』なるものを催していたため、
行ってきた。
それにしても、JR千葉駅は5年ぶり二回目。
その時はぷーに会いに行ったんだけど、
なんとなくその時のことを思い出して、懐かしくはあったけど
物悲しさはなかった。まあ、そんなもんだろうな。

さて、本題に戻り。
これは、千葉市美術館で広重の展示のついでに
NHKが寄席を企画したもの。

前座で、三遊亭かっ好が豆屋の噺をした。
若干緊張していたような感じがしたし、
なぜか社会人的な雰囲気をもっているなぁって思っていたら
後で調べたら、社会人を経験しているようだった。
だから何ってこともないけど、
まだ噺家って雰囲気を持っていない感じがしたってこと。

で、一時間で二人なので真打の三遊亭鳳楽が結構長く話した。
やっぱり前座とは違う。もちろん雰囲気もw
かご屋の噺はフルバージョンで、他の小噺にしても、
さすがに聞き応えがあった。

さて、広重の絵は、東海道五十三次と木曽街道六十九次が
一堂に会してのものだった。
絵的には一般庶民向けで格式というものはさすがにないが、
面白い構図ばかり。
今年見た、プラド美術館やピカソにはこんなものはなかった。
その中でも、一際存在感を放つ「洗馬」は一見の価値あり。
大きな柳の向うに月が輝き、手前に船と筏が漂う構図。

また、共同展示の中に杉田玄白の「解体新書」もあった。
けっこう感激もの。

かなり見応えがあるので、もっと大々的に宣伝してもいいのに。


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