ゆったりとお風呂タイムを過ごす。 ストレス解消だったり、単純に風呂好きだったり、そこでしか一人の時間を作れなかったり……様々だろうが、現在を生きていく我々にお風呂は欠かせない場所であり、必要な時間である。 その貴重な時間を充実させ、豊かにさせる自分流の手段は、それこそ十人十色。かく云うワタクシは……。マンガ本を読む時間に充てている。
ここ数日はある作家のコミックスを読んでいる。 その作家とは、十数年前からゲーム雑誌を読破している諸兄姉はご存知だろうが、桜玉吉氏。 『ファミ通』(な、懐かしいぃ)時代の『しあわせのかたち』よりも、まあ、割と最近の『幽玄・漫玉日記』をじっくりと。 コレが出た当時は、「うっわー辛気くせーなあ」などと真性の鬱をちりばめた漫画(通院記録にも使えるくらいの漫画だ)に「読むこっちもシンドイんだけど」と毒を吐きつつ読んでいた。 しかし、いま。この作品を書いていた当時の作家と同年代となったワタクシ、「何もかも放ってフラットになりたくなるだろうに、それでも漫画を描いているとは…!!」と感情移入してしまう。 氏の「コンチクショー!と言う気持ちがない」だの「都会から遠ざかりたい」だの「仕事にならぬことに労力を使い」だのいちいちごもっともで……。と恭しく礼をしてしまうほどだ。
ワタクシも、しかるべき医者に行った方が良いのかな? 好きな香りと、好きな漫画に囲まれてゆるりと風呂に浸かりながらちらりと、考えた。
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