出産までの出来事 その3 - 2004年04月05日(月) とにかく早く産んでしまいたい。 その一心で歩いて分娩室へ向かう。 分娩室では、サービスで数種類のハーブの香りの中から 好きな香りを選べるということで、出産前にラベンダーの香りを 希望していた。 分娩室に入った瞬間、ふっと香りがした。 しかし、こんなときにそれどころじゃないという感じ。 それ以降ラベンダーの香りなど感じもしなかった。 大体、隣の分娩室とつながっているし、隣の人が別の香りを希望したら ラベンダーやらその他の香りが混じってしまうのではないのか という疑問がなぜか頭をよぎった。 それどころじゃないのに。 いい加減に早く終わりたいーと思いながら、なかなかお産は進まない。 陣痛の間隔も短くならない。 しかし、いきみたい感覚がやっとやってきた。 (なるほど、これか) と、ひそかに思った。 分娩室に入ったら、はい、すぐ出産と思っていたのに、 そうは上手くいかなかった。 助産師さんは準備をしているものの、その準備もさくらには ゆっくりに思えた。 いつ頃いきんでいいのか、いつになったら医師はくるのか、 準備中の助産師さんに聞きまくった。 なんとも嫌な患者である。 いきみたい波がやってきて、どうしていいのかじたばたしていると、 「はい、呼吸をしっかりしてくださーい」 と、習った呼吸法を促された。 楽になった気がする。 ちゃんと呼吸法を復習しておけばよかったと後悔、でもすでに遅い。 医師が来て、さぁ出産だという頃には、すでにへろへろであった。 「次に痛みが来たらいきんでね」 といわれるものの、もう痛みがいつなのか、いついきんでいいのか よくわからない。 というか、いきむってなんなんだという感じ。 とりあえずやってみるものの、やっぱりいまいちだったらしい。 自分でいきむのは難しい。 しまいには、いきみすぎてくらくらして一瞬意識がなくなってしまった。 「無理はしないでよー」 と言われたものの、勝手に意識がなくなってしまったのでどうしようもない。 体もかたいため、何度もいきんでいるが進まない。 結局麻酔をしてばっさりと切られて出産。 さぞや麻酔なしで切ったらいたいだろうと覚悟していたので、 麻酔をされてちょっと安心した。 後に夫はばっさりと切った音が聞こえたというが、さくらには 聞こえなかった。 「おめでとうござまーす」 お子の泣き声が聞こえて、顔を一瞬見せてもらった。 後に夫は、お子も血だらけだったと言っていたが さくらにはそのように見えなかった。 どうやら都合の悪いところはなんにも見えないし聞こえなかったらしい。 おめでたい人間のようだ。 なぜか今日は出産が立て込んでいた。 となりの分娩室で、もう今にも産まれてしまうという人が 2人待機していたため、お子との感動のご対面も早々に処置が行われた。 スタッフも足りないのか、お子もわんわん泣きながら結構ほったらかし。 「ちょっとまってて」 と、しまいには処置も途中で次の人の出産に医師はいってしまい、 分娩台の上で待たされる。 何が辛いって、分娩台に乗っている体勢が辛い。 足がつってしまいそうだった。 体がかたい証拠であり、柔軟をしておくべきなのだと痛感した。 処置がやっと終わって部屋に帰るころには、すでに出産が終わってから 2時間が経過していた 。 とてもかまう余裕はなかったが、夫が立ち会い出産をしていた。 ということで、夫とお子と三人で記念撮影。 産まれて早々カメラ目線? でもとってもらった写真を見てみると、顔そんなに綺麗に写ってないよ。 -
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