ばあちゃんと孫


 過去 : 未来 : メール 2006年10月23日(月)


お義母さんはとても心配性。

だからいつも最悪の事態を想定して心配する。

それは自分の息子に限らず、嫁である私たちや孫達に対しすべてに言える。

でも、私たちは同居していないので逐一そのうっとおしい干渉ありがたい助言を聞くことは少ない。

でも同居している長男夫婦とそこの内孫ちゃんは大変である。

最近、内孫ちゃんが月曜日の朝、体がだるくて鼻水が出た。
熱はない。


本人も

「今日は休もうかな。」



私ならこんなことで休ませることは100パーセントない。





「ひどくなるかもしれないから休ませよう。」



そう判断した。





そして共働きの親の代わりに嫌がる孫をタクシーに乗せて病院に連れて行った。




ちなみに義母は脚や手が不自由で少し外出するのも大変だ。



それなのに孫を心配するあまり、そこまでして親に頼まれもしないのに病院へ連れて行ったのだ。




昼頃帰ってきて薬を飲むと、今度はぐぅぐぅ寝てなかなか起きてこなかった。




すると義母はまた心配になった。







「どうかしてしまったんじゃないかしら・・・」








ぉぃ






全くこの心配性にはついていけない。





とくにこの内孫ちゃんへの溢れんばかりの愛情の押し付けは小学校5年のその内孫ちゃんの態度に表れている。




内孫ちゃんが何かしようとしたり、言おうとしたりすると必ず義母さんが横から口を出す。

ある日、あれや、これやといつもの如く言うので内孫ちゃんは




「うるさいっ!」





と大きな声で怒った。




私は少し驚いて


「だめだよ。おばあちゃんにそんなこと言ったら。」

と思わず言ってしまった。


少し気まずい顔をしていた。義母は苦笑い。




後々から考えたら二人はそういう関係で今まできているのだから私が口を出すことじゃなかったのかもしれない。





かといって、どんな場合であっても、もし我が娘がそういう言葉遣いをしたら叱り付けるとは思うが・・・









一緒に住んでるおばあちゃんと孫ってそんなもんなのかしら・・・・




言われるおばあちゃんはどんな気持ちなんだろうかとも思うが、何度言われても変わらないのでどっちもどっち・・・ってことか?











↑エンピツ投票ボタン

My追加




やっぱりいいお義母さんです。(ぉぃ

■ 目次 ■