今日もまた一人・・・


 過去 : 未来 : メール 2006年09月13日(水)


英語の時間に一人の中3の女の子が注意された。

授業中に他ごとをしといて、なお注意されてもふてくされた表情をしたからだ。


その女の子はあるスポーツの県選抜に選ばれるほどの優秀な選手らしくこんな田舎から練習に参加している。





「あなたはそのまま社会にでるつもりですか?」

「あなたはそのスポーツでこれから生きていくつもりですか?」

「社会に出てから気付いても遅い。」

「それを勉強するために学校があるんだ。」





そんな言葉を先生は女の子にかけた。

その子は涙を流していた。


声を荒げることもなく、さとすように話していたと思う。
その先生はどんどん子どもが彼の言動をきっかけに学校に来なくなっていることもあり気を使っているのだ。


なんでそんなことに気をつかわなけらばならないのか・・・と思うとこもあるけど。





そして授業に入りグループ別活動になったときにその女の子は私に


「気持ち悪いので保健室に行きたい。」




「気持ち悪いのではないんじゃないの?」




「もう、無理、無理、無理・・・・(涙)」






少し話したがとにかく落ち着かせるために保健室へ行かせた。









彼女は県選抜に選ばれ精神的にも鍛えられているはずだ。
でも、実際は眉毛は細くなり、授業中は落ち着かず、それを注意されればふてくされて逆恨み。

中学生で何かに秀でていると、それを見つけ伸ばしてやるのも大事だと思うけど、「謙虚」な気持ちがなくなってしまうのではないかと心配だ。

もちろん厳しい練習の中から得るものもあるだろう。



が、彼女は何故、先生の話を素直に受け止めることができないのだろう。





あー。これもまた教師の指導力が問題と言うのか?






が、給食を食べた後、彼女は復活していた。



やっぱりまだまだ子どもだね。











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