ふたつのデビュー


 過去 : 未来 : メール 2006年09月09日(土)


今日は我が家で二つのデビューがあった。


一個はミホの剣道公式試合デビュー。


剣道を始めて1年とちょっと。
胴着、防具をつけて3ヶ月。
初めての試合に親もドキドキ。

泣きながら練習していた頃に比べれば、随分たくましくもなったが、まだまだ試合をする段階にきていないように思う。

親子で不安ながらも、大きな声で元気に楽しむことを目標に試合に取り組むことに決めた。

朝4時に起きて5時に集合。
部員みんなでマイクロバスに乗り込み2時間。
ダーリンも付き添っていった。



がんばれよ〜〜〜〜〜




そしてもうひとつは私のホテルでの太鼓披露。

この時期はほぼ毎晩、そこのホテルで観光客相手に太鼓を打つ。
私達の住む町にはいくつかの太鼓集団があって、その中で二つの太鼓団が入れ替わり出演する。

浴衣を着たそこのホテルの泊り客の人たちがたくさん見に来る。

それにとうとう私も今夜から出演することに・・・

「もう3年も太鼓やってんだからそろそろ出演してね。」


3年っていっても週に1回の練習ですから・・・・(汗






出演に対して後ろ向きだった私だが、あんなに小さかったミホでも新しいことに挑戦して頑張ってる姿を見て、「私もやらなきゃ」って思うこともあって今夏は結構いろいろ出演してきた。

そして今度がこのホテルでの出演だ。





昼間、ミホの試合が終わったと言って連絡が入る。

「10秒でやられちゃったんだー。その子、優勝したんだよー。」なんて何故かやたら嬉しそうにはしゃでいるミホの声。

「そっかー。がんばったんだねぇ。お疲れさん。」その後、夜8時半からは私の出番。

いざ出演が始まる。

この時期、ホテルの前には10台以上の観光バスが止まっている。
ここには足湯もあり、町中の品物がそろってる大きなお土産屋さんがある。
場所はこのお土産屋さんだ。


いざ始まる。

みんなが真剣な顔だったり、ニコニコしたりしてじっと私達を見ていた。

そんな中で耳を押さえながら聞いてる女の子発見。

何だか笑えちゃってその子を見ながらずっと演奏した。

そしたらその子のお父さんと目があっちゃって仕方が無い。(笑

結構かっこいい




あっという間に演奏は終わり、大きな拍手をもらう。
立ち見のお客さんも一杯いて、口々に

「よかったよ〜。」


私もやっといつもの緊張が抜けてお客さんを楽しませることができたという充実感が沸いてきた。






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周りの大人がどっと笑っていた。


その子も笑っていた。



私もこんなことを言う余裕が出来たんだなと自分でもびっくり。




私達の30年の歴史がある太鼓団。
呼ぶには3万5000円かかるそうです。

イベントにどうですか?(爆






このデビューを無事に終え、ミホも私もまた一つ壁を越えることができたのかも♪

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