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幼稚な大人 |
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| 過去 : 未来 : メール | 2006年08月27日(日) | ||
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トマト農家のバイト先にいる24歳くらいの女の子が気になっている。 去年もいたにも関わらずあまり話したことがない。 そのトマト農家に専従で働きにきているお母さんと一緒にこの忙しい間だけ手伝っているようで社長さんとも仲良しだ。 まるで本当に親子のように話している。 話の内容は 「何か腹減ったんだよねぇ〜。たこやき食いたいんだってぇ〜。たこやきにはビールがあうよなぁ。毎日発泡酒ばっかじゃやってらんないよぉ。」 そんな話し方。 他にも人がいるんだからさ・・・って思うんだけど今の24歳はそんなもんかもしれないと思う。 でも、私達のようなバイトおばちゃんには全く口をきかないのだ。 必要最低限の言葉は発するが、何か怒った様に足で私達の作業しているすぐ傍の箱を蹴飛ばしたり、大きな音を立てて物を置いたりする。 何度今まで「何か私が悪いことしたか?」とビクビクしたことか。 おばちゃんが何か持ってきてくれて、みんなでおやつの時間に頂いても「ありがとう」の言葉を聞いたことがない。 一緒に働いているというより、ほとんどその農家を仕切っているお母さんは 「うちの子はあんまり寝てないから無愛想で・・・」 な〜んて言って注意することはない。 そのお母さん 「私はもう22歳のときに子どもを産んでたわ。」 「私は6人産んでるからあなたなんてまだまだよ。」 なんて自分は大変だったということをアピールしたいのかもしれないけど、あなたそんなこと言ってるんだったらもう少し自分の娘の態度なんとかしなさいよ!っていつも思っていた。 昨日、ミホとカホが作業所に来てパックのシール貼りの仕事や仕分けの仕事を手伝った。 忙しいのに一緒に作業したその24歳のお姉ちゃんのことを子どもたちは意外にも気に入ったのだ。 愛想もなにもない。そんなお姉ちゃんをだ。 「あのお姉ちゃん、お腹空いてるんだって〜。」 「ずっと、腹減ったな〜って言ってるんだよ。ゲラゲラ。」 「お昼からも来るかな〜。」 そんな事を言っていた。 そういえばミホたちと作業しながらあの娘、笑ってたよな〜。 彼女は年齢は24歳だが気分的には14歳くらいの気持ちなのかもしれない。 まだまだ恥ずかしくて大人とちゃんと話が出来ないのではないか? もちろん自分自身も大人なんだけど・・・ その心の幼稚さが知らない大人との関係を避けているのでは? 逆に大人の世界によくある「お世辞」や「思ってもないお礼」(爆)がないので素直なのかも? でもそんなことを理解するのには時間がかかる。 |
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