近所のおばちゃん


 過去 : 未来 : メール 2006年02月17日(金)


雪かきをしているときに近所のおばちゃんと立ち話をした。


おばちゃんは私の母と同じ年。

旦那さんと40すぎの独身の娘さんと3人で暮らしている。


おばちゃんはいかに自分は大変な思いをしているかということを話した。



腰も足も痛い。

旦那さんは脳梗塞で倒れて半身はしびれている。
旦那さん、今日も仕事いけてるやん。
今年の雪は多かったから雪かきが十分にできない。
お宅は雪を隣の家の前にすてるってみんな知ってますよ。
もう年だから何をするにも大変だ。
娘に雪かきくらいやらせたらどうですか?


もちろん心の声は心の中に。(笑



何か、このくらいの年齢の人って自分自身の「苦労自慢」をする人が多いように思う。



でもまぁそんな話を聞くのも結構面白いのでハイハイと聞いてしまう。






そのうち


「あんたんとこもローンが大変やろ?」


「みんな二桁返しとるんやろ?」



なんて言い出した。


適当に話を合わせた。



そのうち


「うちはみんなのとこのローンに比べたら屁でもないで。」


「あとは屁でもないローンが残ってるだけや。」



何度も同じことを言って今度はローンが少ないことを自慢したいようだった。

うちがどのくらいローンが残っているかどうか聞き出したいようだったけど適当に受け流す。

何でそんなこと聞きたいのかわからない。

そのうちあきらめたのか


「まだまだ若いんやでがんばりや。」

と励まされた。




まぁ足腰が痛いというおばちゃんのためにそこの家の前の雪かきを手伝って帰ってきた。

おばちゃんは

「ありがとなぁ」
と言ってくれた。










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