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講師 |
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| 過去 : 未来 : メール | 2005年11月26日(土) | ||
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最近講師不足だそうだ。 最近は教員の数を減らし、安い雇用で講師を使い、その場をしのぐのが文科省のやり方だ。 講師ではできない仕事がたくさんあるので、その分教員の仕事量が増える。 そして忙しさのため、心身を壊し、また講師が増える。 そして残った先生の負担も増えるという全く悪循環だなぁと思う。 最近も校長先生が 「誰か英語の講師を知りませんか?」 とたずねてみえた。 隣村の英語の先生が病気で休んでいて、今その学校はしばらくの間、英語の授業ができていない状態だそうだ。 受験生を抱える親は気が気でないだろう。 そこの村はちょっと山奥にあり、ココよりもちょいと雪が多いし、気温も低い。 学校は山の上にあり、毎日凍結する道路を車で通らなければならない。 早く見つかるといいなぁ。 今日は私達の学校に教育委員会の人たちがみえた。 ずべての学校を周り、すべての授業5分ずつを見た後に、辛口の指導をしていくこの「事務所訪問」。 この日に向けて学校内外の整理整頓、授業準備といつもより随分気を使って行う。 ストーブの吐き出し口の埃まで拭くように指導が入っていた。 私の授業にもやってきた。 子供達しかいない教室にゾロゾロと背広を着た偉い人たちが何かメモしながら入ってくると心臓がドキドキしてしまう。 でも生徒達はちょうど「全員挙手」なんてしたりして一番いい所を見てもらった♪ あまりにも情けない授業をしていると私達のような講師は来年のお仕事がないことも避けられない。 終わってほっとしていた。 最近いい感じになってきたんだよなぁ。 その夜初めて校長先生から電話があった。 何か大変なことをしでかしたのかとビックリ。 |
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