どっちでもいい


 過去 : 未来 : メール 2005年11月14日(月)


何かを聞くと

「どっちでもいい」

と応える子が多いように思う。







今日も小学校でもとTBSのアナウンサー生島ひろしさんの講演会があって聞きに言った。

彼が何人かの6年生にインタビューすると、女の子は比較的はっきりと話ができても、何人もの男の子がもじもじしていて結局は


「まだ決めていません。」


何人もの男の子が続けて同じことを言った。



「決められたことを言う」

「言われことに従う」




そういうのは得意のようだが、咄嗟の自己判断は難しいようにみえた。

まだ小学生だからこれからどんどん成長していけばいい話なんだけどね。









今、私は中学2年のクラスを二つに分けて指導している。
もともと28人しかいないのでそれを二つにわけるとたったの14人。
今までお喋りばかりで、全く集中できなかった生徒達が無駄口ゼロになり集中して授業を受けるようになった。

数人の生徒に

「少人数になってどんな感じ?」

と質問すると

「なんか集中できます。」

「私語がなくなりました。」

「どうしてかな〜?」



なんて答えが返ってくる。


でも一人の女の子は








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彼女はどっちかというと英語は得意の方だが最近ちょっとわからなくなってきているように見える。


1年時は「5」が最近は「4」または「3」のレベルだ。


でもまだ「自分はできるのよ」と思っているようだ。





「そっか〜。どっちでもいいんだ。あなたはどんな状況も自分の力が出せる人なんだね。」



と嫌味を込めて言った。←大人気ない・・・^^;








でも本当は違うんだよね。

「どっちでもいい。」

の言葉の意味は

「そんなことにいちいち答えるのがうざい。」

「自分に構ってくれるな。」






こういう生徒とどうやって関わっていくかが今の問題かな・・・。

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