親の気持ち


 過去 : 未来 : メール 2004年09月11日(土)


中学時代からの友達が実の父親からお金をせびられている。

「お母さんにこのことは内緒にしとって。」

と言っては何度も借りに来る。
使い道は借金の返済だが、もともとは賭けマージャンかなんかでできた借金。

私もそのお父さんは良く知っていて、当時は会社の役員さんをやっていてちょっと頼もしそうで堂々としててかっこいいイメージ。

そんな方が実の娘に小さくなって頭を下げて無心にくるとは信じられない。

今回は月曜の朝に電話があった。

「1万円貸して。これで最後にする。」


「は?何その金額?」

「いや、借金の利息だけでも返したくて。」

「いくら借金あるの?」

「6万」






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友達はお父さんにお金を貸していることを旦那さんに内緒にしている。
もちろんそのお金が返ってくるとは全く思っていない。

自分が子どもの頃に両親に世話になった恩返しのつもりで冷たいことをいいながらも応えている。

そして彼女は


「自分の子どもがよそ様のお金に手を出すのではなく、家のお金に手を出すのならまだいいだろう」


という気持ちがわかるという。


まだ彼女のところに来れるだけいいんだろうか?


でも、私はそのままにしていたらいつまでも続くと思う。

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