Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 初夏だぁ。

 こちらの地方でも 26度あった。

 気持ちいい・・・。


 今日はシャンソンレッスンの伴奏。

 いつもの、ハイソなマダムな社交界ちっくなケーキ屋さんで。

 先生は東京から来ている。

 国○○大学教授でシャンソンシンガーの男性。

 
 ここのオーナーの女性が 本当に天使のような方なの。

 もう50代だけれど、30代後半か40ちょぃくらいにしか見えない。
 
 かわいくてかわいくて、天然で、私でも 頭なでなでしたくなるような・・
 
 彼女がつくる、天国のケーキと呼ばれる 季節のふわふわシフォンケーキが絶品。
 
 この方、大好きなんだ。

 心の底から、癒される。
 
 お子さんが障害を持って生まれ、12歳で亡くしている。

 その数年後、旦那様も病気で亡くなっている。

 旦那様の遺産で一生暮らせるものを、

 親戚の反対を押し切って、遺産のほとんどを使ってケーキ屋さんを開店。

 日々の生活の心配に押しつぶされそうになりながら

 毎日、満面の笑顔で お客様をお出迎えする。


 まねしたいの。

 人を 心の底から 優しく包み込む。

 
 私は 料理やおもてなしではそう出来ないかもしれないけど

 音楽で それが出来るかも・・・。


 彼女は、私のピアノで いつも涙してくれる。

 去年の晩夏に、彼女と 富良野まで一緒にドライブした。

 廃校の美術館に置いてある 茶色のグランドピアノ、

 印象派の影響を受けた画家の絵を観ながら、
 
 即興でピアノを弾いた。

 ドビュッシーのような、ジョージウィンストンのような、ビルエヴァンスのような・・・

 どこかアンニュイな・・・

 色んなパレットから音が自然と紡ぎ出された。


 静かに、静かに、聴き入ってくれていた。

 心の奥底で 波動を 感じ取ってくれているのがわかって

 私自身も 心満たされた。


 音楽で 人に 少しでも 何かを与えられている・・・。


 いつも 罪の意識で生きている私にとって、

 そんな時間が 唯一 癒される瞬間。


 私が創り出す音楽の波動で、 人の役に立ちたい・・・。

 私には、それしか ないような気がするんだ・・・。


 
 音楽で、人と競争するのは もうやめたい。

 私が 創り出すもの。

 結果、誰かの音楽と似てても、仕方ない。

 私から、出てくる波動。

 それを 純粋に、輝いて、出てくる方法で、奏でたい。

 
 師匠の 抒情的なストリングスのような
 
 「ここだ!」って感じの表現法・・・

 私は どこかなぁ・・・。

 やっぱ ピアノかなぁ。

 オケやバンド、歌、色んな楽器とアンサンブルしながら

 やっぱりピアノなのかなぁ。

 30年 何だかんだ言い続けながら、

 結局 好きだからなぁ。ピアノ。
 
 あとは、歌。
  
 うまい下手はおいといて、好きなの。歌うの。


 師匠のストリングスは 本当に

 人の心を 揺さぶるっつか えぐり取るっつか・・・

 こんなパッションを抱えているの?

 って 心配になる程の・・・

 悲鳴に近い程の、波動だ。

 んで、感動して泣き声でそれを伝えると

 「どーしたのー? 元気ないのー?」

 ・・・・*o_ _)oバタッ

 
 天才って意味わからん(笑)。


 いや。わかるんだけどさ。

 そーいう私も、天才(と紙一重の何とかってヤツ)なんだろう。(^^;)

2005年05月29日(日)
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