Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 透明のナイフ

 この胸に、今
 
 突き刺されたものが、何だかわからない。

 見えないから 勘違いかも・・・

 でも 変だな

 血が出てるや・・・


 刺した人も 自分のナイフが見えてない
 
 刺してる気もない

 ただ手を差し伸べただけ・・・
 
 でも何で 目の前の君は 血を流してるの?


 シザーハンズを 恋人に勧められて 観た。

 何となく、どことなく、わからないけど 

 似てる気がした。

 主人公と、彼。

 (見た目じゃないよ(^^;))

 
 刃は 心の刃・・・
 
 でも 持ちたくて持ってるものじゃない

 刃の内側にある 砕けそうなガラスの心を

 誰か わかって・・・

 と 悲痛な叫びを上げている

 
 聴こえた気がする・・・。

 
 恋人自身も気づいていない、心の内側の叫びが。


 私自身の叫びにも、少し似ているものが。


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 「やさしさを強さに変える心理学」という加藤諦三さんの本を読んでる。
 
 読んでて苦しいけど、大きな気づきを誘発してくれる、いい本。


 彼に関して・・・。

 「自分の事に興味がない」 って いつも言ってる。

 人を観察するのが好きって。
 
 色んな人の気持ちや状況を 実に見事に察知する。

 分析して、解析して、明らかにする。

 だから、色んな人に相談を持ちかけられていて、人気者。

 でも 薄情だ、冷たい、人の気持ちがわからない、何だか腹が立つ、

 と人に言われたりすることもあるそうだ。

 話の節々に 

 「ホントに全然 人の気持ちを思いやる気ないのかなーこの人・・・」

 と不安・不快に思うこともしばしば。


 どうしてかなぁ。

 私には理解出来ないカンジ・・・と思ってた。昨日まで。


 今 ジグソーパズルが出来上がってきつつある。

 
 親兄弟に 幼児期に必要な分の関心を 

 持ってもらわないで育ったんだ きっと。

 ご兄弟がいるそうなので、そちらの方にかける精神の比重が多くて

 本人は まかされてたっていうか・・・

 それを、疑問を持ったこともない。

 そういうモンだって。思ってたみたい。

 いつか言ってた。

 
 彼自身の素敵さとかを口に出すと、

 ことさらに、「俺の事はいいから・・・」という。
 
 
 でもその一方で、とんでもないイタズラをしたり 

 びっくりする程 子ども?みたいな発言をする。

 人に平気で蔑称のようなあだ名をつけたり、

 人の気持ちを推し量らないのが基本だったようだ。

 大事な人に対しては、「気をつけて」推し量っている様子。


 自分の殻の中で すくすく育ったのかもしれない。

 愛情やら憧れやら綺麗さやら 色んなものを

 与え合うのじゃなくて、自家発電するのが 普通。

 その一方で、


 「誰か 俺に気づけよー」


 というメッセージを

 発信する事さえ 何者かによって封じられている。

 そうして、人を操作することを覚えた。

 
 そんな風に 感じる。



 「君は いずれ いなくなるよなー」
 
 と しきりに言う時があるんだけど

 その時は、それを怖れている時なんだろう。

 でも、大きく望みすぎても

 後で失った時の狂気が怖いので、最初から防御している。

 人を、愛しすぎたら、求めすぎたら、

 自分が 制御出来なくなりそうで怖い。

 だから最初から 愛しすぎない。

 
 そういう人なんだきっと・・・。


 残虐の内側にある 無垢な魂・・・


 少し見えてきた。


 感情の起伏が 最も見えないタイプだけれど

 きっと魂は マグマだ。 
 

 人を思いやる気がないんじゃなくて

 自分が思いやってもらう分が 足りてないんだ。


 やっと、 つかめて来た。

 彼の魂を。
   


 奥様とお子さんでほぼ愛情は足りているかもしれないけれど、

 このタイミングで 彼と出逢って、こうしてつきあっている事に、

 何か 神様からもらった役割があるような気がしている。

 神様的に NG な関係なだけに・・・

 マイナスでは 絶対に終わらせない。

 何か、プラスを与えられるはず。

 私が果たせる役目が終わったら、

 また、彼が私に対して果たせる役目が終わったら、

 自然と道が分かれるはずだ。
 
 それまでは・・・・・一緒にいる。


 だって、

 魂と表面、すべての彼を愛する事が、もうすぐ 出来そうだから。

 アガペの愛を 目指している。

 無謀かもしれないけど、本当に目指したいと
 
 私の魂が言っている。


 あとは・・・

 私自身の足りなさを どう埋めて行くか だな・・・。
 
 彼に 私の痛みを分け与えるのは、無理だ。

 彼は、人の心の病みを 分析、解析できても、

 分かち合える状態じゃない。

 なぜなら、彼自身も 病んでいるのだから。

 自分では気づいていなくて

 人の分析や 相談に乗ってくれるのが上手だから 

 ついつい 額面どおりに見てしまってたけれど。



 「甘えてくる女は多いけど、甘えられる女は少ないんだよなー」

 ・・・・・彼の語録集より。(^^;)


 まさにその通り。

 安心して、掛け値なく 甘えさせてくれる人が

 彼の魂の 欲している人なんだろう・・・。


2005年05月21日(土)
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