TENSEI塵語

2008年06月18日(水) 今週の「CHANGE」

あれあれ、1週間もさぼってしまったよ。。

今週の「CHANGE」は、補正予算案。
ちゃんと「黒幕」が作成して、可決するばっかりになって手渡される。
しかし、朝倉総理は小児科不足問題に取り組み始め、
補正予算にその改善のための枠を作らせようとする。
もちろん、それは党の利害のためにはたいへん困ることだった。
与党議員のほとんどが、採決に出席しないと言う。
朝倉総理は、同じく小児科改善を叫んでいた野党第一党の党首と会談。
協力を求めるが、
「私も同じ意見だが、その前に政権交代が先だ」
「でも、この問題は今やらなきゃいけないんですよ!」
また党首はこうも言うのだが、、
「党を裏切って、他党と手を組むおつもりですか?」
朝倉総理にはこの言葉の意味がよくわからない。
・・・結局、野党の協力も得られる結果にはなるのだが、、、


私はよっぽど単純らしく、きょうはもうずっとうるうる状態。。
こうはうまくは行かんでしょ? とは思うのだけど、
フィクションだから、こんな風に願いを叶えてくれる!
作り物なんだけど、こういう政治をどれだけ待ち望んでいることか。
それだけ、現実の政界に希望を見出せずにいるということでもある。

政治家、とりわけ総理は、国民の不幸な現実の現場に足を運べ!
国民のためにまず何をすべきかを真剣に考えろ!
しがらみなんて無視して、正しいことをしろ!
政治家生命を守るための政治でなく、政治家らしい仕事をしろ!
政治家としてのし上がるための政治でなく、政治家らしい仕事をしろ!
これが正しい、やるべきことだと思ったら、政略なんて考えず、
党も派閥も超えて協力して、実現しろ!

回を重ねるごとに、このドラマが、政治に望む思いを、
しっかり代弁してくれてるなぁ、という感動が深まるばかり。。。
政治家や官僚や財界人ならともかく、
庶民までもが、政治なんて所詮そんなもんよ、なんて諦めたら、
庶民は不幸になるばかりだ。
実際、この何年かの間に、不幸な国民が増産されているようだし。。

ドラマでもチラッと描かれていたように、
票の獲得のために、国民から集めた税金をばらまいているのは事実だ。
何でこんなことが平然とできるのか、まったくわからない。
与党の政治家の感覚は、庶民の感覚から遙かに超越しているのだ。

我々は、吹奏楽関係の活動ひとつ取ってみても、
構成員たちからお金を集めて、資金にして活動したりしている。
でも、そのお金について考えることはひとつだ。
どうやって、彼らにそれを還元するか、ということ。
お金を納めてくれた人たちにできるだけ喜んでもらえること。
それで、演奏曲目だとか活動計画だとか、一生懸命に考える。
無償奉仕でも、ちょっとは自分にも利益を、なんて微塵も考えない。

政治家って、こういうことを、国家単位で一生懸命やる人でしょ?
すごく難しいことだけど、だから、高額の給料をもらい、
短い期間にしては、高額の退職金ももらえる人なんでしょ?
高額な報酬を税金からいただいて、自分たちの保身が第一だったら、
しかも、自分たちのために税金を無駄にばらまくんだったら、
悪質詐欺、犯罪的詐欺とほとんど変わらない。
オレオレ詐欺を問題視する権利すらない。


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