TENSEI塵語

2008年01月20日(日) 何が何だかわからぬ国会

今朝の朝日川柳に、

  一票の軽さ党首が証明し

そうだよ、いくら耄碌じーさんでも、こんなお手本見せちゃいけないよ。
ま、国会運営なんて、議論というものの悪いお手本ばかりだけどね。

通常国会が一昨日始まったのだけれど、
やっぱり先月か今月に解散総選挙に持ち込むべきじゃなかったのかな?
このままだと、何でもかんでも、通したい議案は衆院再可決になりそう。
そのために、衆院での議論はさっさと切り上げてとりあえず可決して、
参院で否決されたら衆院で可決できるだけの日数を確保するだけだ。
これは、手続きが面倒になっただけで、単独採決・強行採決の乱用時代と
まったく変わりない、、、いや、むしろ審議はますます薄くなるだろう。
ただでさえ無内容に近かった審議が、ますます形骸化するように思う。

まずはとにかく、衆議院の与党3分の2以上の議席を減らさなきゃ、
ろくな審議ができない。
給油新法でも、再可決ばかり前提にあるから、
肝腎な議論を何もやってくれないうちに「予定どおり」通ってしまった。
これからもしばらくは、こんなことが繰り返されるのだろう。
こういう状況を野放しにする民主党は、裏で自民と談合してるんじゃないか
という疑惑まで抱いてしまう。
衆院選で勝てる自信がないままここまで引っぱってしまったのかもしれない
が、このまま行くと、ますます民主党の勢いはなくなってしまうだろう。

福田翁の施政方針演説、、、何が本音でどれが儀礼かわからん。

「国民本位の行財政」「国民目線の総点検」「常に国民の立場に立つ」
「生活者や消費者が主役となる社会」など、民主主義本来の、
今まで自民党政治が忘れ去っていた、意識の片隅にもなかった理念が
羅列されるように述べられているが、、、これを信用するには、
今までがあまりにもひどすぎた。

「これまで生産者・供給者の立場から作られた法律・制度、さらには
 行政や政治を、国民本位のものに改めなければなりません」
という、実にありがたい言葉まで、早々と述べられている。

でも、暫定税率なんてそのままじゃん。
財源?
財源なかったら、自分たちの、または自分たちの組織の資産も投入したら?
自分たちの組織から要職に就いた人たちが、
今まで政府で無駄遣いしまくってきたんだよ。
またその人たちの職務怠慢で、社会保障がめちゃめちゃなんだよ。
自分たちの責任、っていう意識ないのかなぁ、、、国民目線って、何??

暫定税、っていったい何だったんだろう?
何のために、暫定的に期限付きの税を採用したんだろう。
いつまでも、見直しもなく、あてにし続ける「暫定」って、何?
一時的にどうしても必要だから、期限付きで付加したけど、
期限切れ後まであてにするなんて、無能な人のやることじゃないの?

国際テロにますます火をつけるブッシュの戦争のために、
国民から搾り取った税金で、無料給油奉仕をせっせと続けるのに、
国民にはますます高い油を買わせて、ガソリン税納税に課税し続け。。。
我々、乗用車組のガソリンは、大した量じゃないからまだ我慢できる。
それで営業している中小企業や個人経営には堪らんじゃないか。
国民目線、国民本位って、いったい何???

先月3日に問題にした、大企業の輸出品への消費税還付の廃止、
それだけでも盛り込んでくれたらちっとは福田翁の演説に期待しただろうが。

何か、国民生活に取り入るような法案をちょっとだけ作って、
これだけやってやるから、消費税ドバッと払え、値上げするぞ、
という結果に陥るのが、「国民本位」の意味のような予感がする。。。
国民の気持ちだとか、本当に社会の末端で困っている人のことなど、
絶対眼中にないし、知ろうともしないんだから。。。
ただ、自分たちの地位安定だけ、、、あとは、いかに騙して一票もらうか。

環境問題に力を入れると、かなり力説したようだが、
年末のCOP で、アメリカへの追従か、産業界からの圧力か、
数値目標設定に駄々こねした後だけに、これも何か信用ならん。

野党議員もたいへんだな。
こんな歯の浮くような演説に長々とつき合わされて。。。
思いっきり質問攻めにしたり、反論できるわけでもないし。。。


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