10時からの「エジソンの母」はおもしろかった。
伊藤美咲が小学校の先生規子役で、「おもしろくない女」ということだ。 そう評価されて、婚約者美浦が婚約解消宣言をした。 彼女のクラスに、賢人くんが転校してくる(賢人はたけとだったような)。
賢人くんのクラスでの最初の発言は「どうしてこの猫だけヒゲがないの?」 猫の絵がたくさん描かれたページの中に「何匹いるでしょう?」と、 他の児童たちが懸命に数え始めた最中の発言である。 他の児童たちも「ホントだホントだ」と大騒ぎ。
次の発言は、「どうして1+1は2なの?」 教師がみかんを使って明らかな説明をしても、 「お婆ちゃんはみかんを半分に割ってから食べるよ」と言って、 「ほら、3になった!」 さらにはみかんの皮を剥き、「中には8つ入ってるから、、、」 足すと10よりもうんと大きくなるのだと言う。 さらには、みかんの中の粒々まで取り出して。。。 教師が赤のチョークと青のチョークを足して説明したら、 「どうして赤のチョークと青のチョークを足すの??」 怒った教師が青のチョークを黒板に叩きつけたら、2本に割れた。 「あ! 3になった!!」
次の発言は「まっすぐな虹を見たことがあるよ」 それからさらに、他の児童に「賢人くんは嘘つきだ」と言われて、 「○○くんは正しい」と繰り返した。 そのうちに他の児童たちが、何か変、、ぐるぐる回りだした、と面白がる。
規子の解消されそうな婚約者美浦は大学の准教授らしい。 規子が、美浦に会いに行って、独り言のように上のことを口走っていると 美浦が興味を抱いた。「その子は天才かもしれない」 「嘘つきだ」「正しい」のぐるぐるはソクラテスとプラトンのバラドックス、 まっすぐな虹は、少ないけれど観測されている。 「1+1」も、観点を変えれば10でもあり、1でも0でも11でもある。 (私には2進法の10しかわからなかったが) 「1+1」にも多様な可能性があるということだ。
要するに賢人くんは、好奇心旺盛で、観察眼もある勉強家なのだが、 小学校では問題児扱いされてしまう。 学年主任などは、「あなたの脳は腐っている」とまで言う。 教師たちもPたちも、賢人くんを学習障害児とみなして迷惑扱いする。。。
このドラマは、真の教育とは何かを伝えてくれるのだろうか? 折しも、東京の方で、塾と協力して夜に補習をしようとする中学校がある。 これはドラマとは関係ない、2、3日前の現実のニュースである。 これが実現されたら、全国的に躍起になって広がって行くだろう。 そして、詰め込みこそが教育だという風潮がますます広がって行くのだ。 このドラマは、そういう現実への警鐘となるのだろうか?
しかし、私は、このドラマはきっと、 きわめて常識的で「おもしろくない女」が、賢人くんとの交流の中で、 「おもしろい女」に変貌して行くドラマになるのではないかと楽しみに思う。 もちろん、教育とは何だ? という議論のきっかけになればもっと良い。
昨日から始まった「交渉人」もおもしろかった。 なかなかスリリングである(「24」ほどじゃないけどね)。 とりわけ、上司の軽能ぶりがおもしろい。
月曜からの「薔薇のない花屋」を見ようと思ってたんだけどなぁ。。。 週に3つも連ドラは、ちょっときついんで、、、困った。。。
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