TENSEI塵語

2007年11月18日(日) 立派な運送屋さん

昨夜寝たのは未明の4時、それから8時間半ぐっすり眠って目が覚めた。

きょうは先週買った冷蔵庫と洗濯機を運んで来る日だったが、
昨夜の運送屋からの電話で、もしも午前中に来るという話だったら
もちろんこんなにのんびり寝てはいられなかった。
夕方の4時から6時の間に来るという話だったからのんびり眠ったし、
起きたのが昼過ぎでも、焦りはしなかった。
早く起きても、落ち着かない1日を過ごさなきゃならないだろうから。。。

運送屋が来る前に必ずしておかなきゃならないことは、
玄関から階段・廊下に置いてあるいろいろなものを他に移動させて、
広い空間を作っておくことである。
約3時間を、のんびりとそういう作業や掃除に費やした。

そうやって物をどけておいても、搬出・搬入には難儀する。
十何年か前に今の冷蔵庫を入れた時には、私も手伝い、
3人がかりでたいへん苦労して搬入した。
階段の上の天井が、さらに3階への階段があるせいで、
冷蔵庫を運ぶにはちょっと厄介な高さしか持っていないからである。
しかも、この2階への階段は上がり際に90度曲がっている。
ここは実に難儀なところである。

買い換えた冷蔵庫は、この苦労に反省して、
今までのより少し小さいものにした。
先週、店で相談するときに、これより外寸の小さいもの、と言って選んだ。
だから、今回は搬入の方はそれほど心配していなかった。
それより、廃棄する方の冷蔵庫が無事出せるかが心配だった。
入ったんだから出せる、という楽観的な考えには容易に落ち着けなかった。
それを入れた時は、冷蔵庫のドアもいったん外して、奥行きを減らして、
それでも引っかかるところがあって、やっとのことで入れたのだ。
運送屋のおじさんのミスで、階段の窓の網戸に穴をあけてしまったけれど
ほとんど開けることのない窓なので、問題にしなかった。

きょうの運送屋さんは、若者とおっさんが2人。
不思議なことに、若者の方が搬出入の作戦を立ておっさんに指示している。
次第にわかってきたことは、おっさんの方は電気屋のようだ。
洗濯機の取り外しや設営や使用方法はこの人の仕事だった。
重い運搬に喘いだり悲鳴を上げたり、「こんなことまでさせられるなんて」
と苦情を若者に言ったりしながらも、我々には親切だった。

2人とも、古い冷蔵庫を搬出するときに流石に戸惑ったようだ。
若者が「これ、入れるときも玄関からこの経路で入れたんですか?」と
不思議そうに聞いてきた。
それから、若者は慎重に手順や作戦を練って、おっさんに手伝わせながら、
2人だけで、冷蔵庫のドアも外さず、引き出しも抜かず、
どこにも傷をつけず、そのままの形でみごと外に出してしまった。
拍手するに値するほどみごとな作業だった。
新品を搬入するときも、搬出時の経験を生かしたみごとな作業だった。
その若い作業員は、予想以上の労力を強いられたにもかかわらず、
作業の合間に我々に説明するときは笑顔でさわやかな口調だった。

こういう若者に出会うと嬉しくてしょうがない思いになるのは、
ふだん、ぐたぐたした若者に取り巻かれているせいだろうか?


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