TENSEI塵語

2007年10月22日(月) 給油支援活動疑惑

2003年2月に海自の補給艦「ときわ」がアメリカの補給艦「ペコス」に
補給したのは20万ガロンではなく80万ガロン、
当時の海自幹部は年内に気づいたが、長官には報告せず隠蔽した、
というところまでが明らかになって、ますます給油問題が波瀾である。
80万ガロンのうち67万ガロンほどが、
イラク戦に参加したアメリカの空母「キティホーク」に給油されたことから
転用の疑いがあるということで、国会では論戦が展開されているが、
庶民には、イラク戦云々以前に疑問だらけである。

20万の予定だったのが、その場でいきなり80万を要求され、
そのまま80万に変更して給油したのか、
もともと80万給油する予定でその通り行われたのに、
記録する際には20万と記録してしまったのか。。。
今のところ、記録ミスだと説明はしているけれど、
いずれにしても、きわめて不思議な話である。

ざるで給油してるんかねぇ??
いやいや、映像も見せてもらったけど、強靱そうなホースだったぞ。

幹部が長官らに報告しないで隠蔽したとしたら、
なぜ隠蔽しなければならなかったのかが、まったくわからない。
隠蔽したとしても、年度の決算時に勘定が合わなくて追及されるはずだ。
まさか、適当に購入して、適当に給油していたわけではないだろう。
今年度はこれだけ購入してこれだけ使う、
そういう予算執行が適切に行われたかを厳正にチェックしてもらわなきゃ!
そうだったら、当時の長官も、60万ガロンの誤差に気づいたはずだ。

これもまた、庶民感覚からの疑問である。
我々が納めた金を、少なくとも私の意に反して遣うわけだから、
そういうところはきっちりと納得行くように確認してもらわなきゃ困る。
彼らの最低限の義務のひとつである。

そもそも、どこの国の会社から、どれだけの値で買っているのだろう?
日本のこの給油活動で儲けていたのは、どこの国の企業?
もっとも安く提供してくれる企業であることは、確か?? ホントに??

20万ガロンというのは、757キロリットルで、
ドラム缶に換算すると、3800本近くになると言う。
80万ガロンだと、ドラム缶で1万5千余本、、、これでも気が遠くなる。
これを金額にするといくらになるのか知りたくていろいろ検索したが、
それを教えてくれるサイトは見つからなかった。

今年8月末現在まで、海自が提供した燃料は48万4000キロリットル。大型の空母などに間接供与される可能性がある補給艦に限ってみると、
米仏伊蘭英5カ国に対し計105回、計26万7000キロリットル。
このうち米軍艦船が23万7000キロリットル(約6000万ガロン)で
圧倒的に多く、時期は01年度(41回)、02年度(45回)に集中。。


いやぁ、いろいろと考えさせられるなぁ。。。
国際社会から感謝されていると政府は説明するけれど、
それは結局金銭面の問題だけで、海自なんか送らなくても、
油を買うお金を送ってあげるだけでもいいんじゃないの? とか、
戦闘のためのお金をアメリカなどの国に送ってあげるよりも、
当のアフガニスタンに送ってあげて住民支援に役立てた方が、
今よりもうんと感謝してもらえるんじゃないの?? とか。。。
そうしてまた、長年の与党とか官僚とかは、
どうしてこんなに金銭管理・数字管理が杜撰なの??? とか。。。
地方公務員の方がよっぽど几帳面に管理しているじゃないですか!!
ま、上に行けば行くほど、ごまかさねばならぬことが増えるのは、
理解できないことではないけれど、実際問題、そんなことではいかん!!


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