TENSEI塵語

2007年09月26日(水) 朝読への2度目の挑戦

夏休み前に、今年度から赴任した校長に呼ばれて、
朝の読書をやれるように取り組んで欲しいと頼まれた。
彼は、私が前任校で図書主任をやっていたころ定時制の教頭で、
私が毎年朝読の改善案を校務委員会に出すところに同席していた人である。
私が今の学校に転勤した後も、4年間前任校で同じ役職にいた。
ちなみに前任校では、今でも私が決めたとおりの日課で朝読を続けており、
私の願っていたとおりに、朝読を「総合学習」の1単位に認めさせている。

昨年度までの校長は、前任校で2年だけ教頭として来た人だった。
彼の1年目は私は生徒会主任、2年目は図書主任で朝読を始動した。
しかし、この朝読1年目は惨憺たる状況が続いた。
日課の時間設定で折り合いがつかず、始業5分前の開始ということで
見切り発車してしまった。
私は経験上絶対失敗すると大反対したけれど、見切り発車が通ってしまった。
当時の校長が、何としても始めたいと願ったからである。

昨年度までの校長は、その、朝読の悪い例を見て、他校に転勤した。
しかも、彼の経営哲学は、少なくとも他校と同じことをする、に終始した。
そして、進学競争に真摯に取り組んでいることを外部にアピールする、
それだけが彼が躍起になって取り組んできたことだった。
だから、補習や学習合宿を拡張するのはもちろんのこと、
帰りのショートタイム時の小テストや7限授業も断行した。
これでは、私から見ても朝読をつけ加える気にはなれないし、
校長からも最初から「朝読を入れるつもりはない」と釘をさされた。
私自身も、小テストや7限授業がある限り、朝読の提案はできないと思った。

ところが、この夏は、思いがけない援護射撃である。
2週間前に校務委員会で、朝読実施に向けての諸問題を提示した。
明日は職員会議で職員向けにいろんな提案や問題提起をすることになった。
このところ疲れがたまっていて、身体的には億劫なところもあるが、
精神的にはちょっと張り合いが出てきたところでもある。

それにしても、校長の一存でこれほど違うというのは、何だかなーー。。。
文科省か、中教審か、再生会議か、どれがどうなのかよくわからないけど、
しょうもない能書き垂れたり、場当たり的な議論に時間を浪費せず、
まずは、小学校から高校まで、一貫して、朝読を義務づけてほしいものだ。


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