千秋楽はTVでのんびり見たかったが、終日混成バンドの練習があり、 くたくたの帰りの車のラジオで聞いた。 きょうの相手は千代大海だから、9割方勝ちを信じて聞いていた。 あっという間に勝負がついたようだ。 左前みつを取って一気に寄り切ったようだから、 千代大海に突っ張りをさせないで終わってしまったのだろう。
今場所の白鵬は得意の(?)黒星スタート。 今までもしばしばあったことだけれど、やはり不安である。 しかし、そこから9連勝し、10日目にはしっかり優勝争いの筆頭にいた。 ところが11日目に再び黒星。 初日の安馬も11日目の豊ノ島も今までに負けたことのない相手である。 困ったことに、この時優勝争いのトップに残ったのは新入幕の豪栄道。 上位力士とは当たらない中で白星を稼いでいる。 もちろん、こういう状況になってくると、終盤に大関・横綱戦が組まれるが 無心に、勝ち越しを目標に一番一番をこなしている新入幕と、 勝ってあたりまえ、優勝するのが当然の横綱とでは、 精神的なプレッシャーがまったく違っている。
私としては、初日黒星が悪癖というほどではなくなるまで、 大関にとどまっていて欲しかったのだが、 そういう点でまだ信頼がおけないうちに横綱になってしまった。 黒星スタートの重圧に耐えて、優勝賜杯を手にしたところがすばらしい。 この横綱昇進後初の優勝は、いろんな意味で意義深い結果になるだろう。
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