TENSEI塵語

2007年07月12日(木) お先まっ暗

雨3日目である。
台風が近づいていることもあって、これからまだ2〜3日は大雨のようだ。
この時期は梅雨も明けて、猛暑酷暑が訪れることもあるから、
夏休み前に汗を垂らしながら授業をやらなくてもいいのが実にありがたい。
きょうの午前中には、日没後のように暗くなって激しい雨が降った。
そう長く続いたわけではないけれど。。。

参院選公示、で、ニュースもうるさくなった。
昨夜、大相撲ダイジェストを見ようと思ったら、
7党首討論とかいうのが放映中で、見れなかった。
少しだけ見ていたけれど、熱い議論を闘わせているわけではなかった。
司会者みたいな人の質問に、指名された党首が答えるだけである。
質問先は偏らないように配慮されていたようだが、
私が見ていた何分かの大半は晋三ぼっちゃんが喋っていた。

自分が強行して決めてきた数々の法案を評価してくれ、
評価してもらって当然だ、、、と言わんばかりの熱弁をしている。
自分はいいことばかりをしてきたというこの自信はいったいどこから?
そりゃあ、自信や自負がなきゃこんな地位で突っ張ってはいられないだろう
が、数々の批判も何のその、念仏を聞く馬のようになれるのが不思議だ。
誤りだらけのぼっちゃん法案と思っている者から見ると、
何かもう、とても人間が話しているとは思われなくなってしまう。

農水相の問題でも批判を浴びている中で、「美しい日本」を語れる、
これもあまりにも不思議だ。
行政から見捨てられて、餓死してミイラ化しかけた状態で発見された人が
いると報道された後で、ぼっちゃんの「美しい日本」を聞いた。
本当に、何をもって「美しい」と言っているのか、
ぼっちゃんがちゃんと説明したことってあったっけ?
私には、独裁的権力の下で全国民が言いなりになって敬礼する国、
を思い描いているとしか思えないのだが。。。

参院選では、自民党は絶対に負けなければならない。
自民党が過半数を取ることは絶対にあってはならない。
この何ヶ月の間でさえいくつものめちゃくちゃな暴挙に及んできた悪魔が、
これで参院選に勝ちでもしたら、やりたい放題、
国民が不幸な「美しい日本」という将来が約束されるも同然である。
ぼっちゃんは大敗しなければ決して反省しない。

  それにしても、昨夜のニュース番組で、自民党の組織票一覧を見て、
  そのあまりの種類の多さに驚いた。
  こういう組織票のほとんどが、一国民という立場からの政策評価とは
  無関係に、組織の圧力で投票されるんだなぁ。。。
  そういう立場に身を置いたことがないので、その心境がわからない。
  そして、こういう組織票が生きているということは、
  それだけ、我々の税金がそういう組織に流れているということだ。
  こういう悪循環を基盤に自民党政権が続いてきたわけだ。
  「美しい政権」というのはあり得ないのだ。
  「美しい日本」という語に寒気を覚えた理由のひとつがここにもある。

しかし、政権交代の候補者が民主党では、そう大差ないと言わねばならない。
我々が若かったころの、自民vs社・共という対立構造だったら、
毎回のように政権交代することにも大いに意味があった。
もう、現代のような構図になってしまったら、政権交代は却って危険だ。
似たもの同士の2大政党が、ひとつの権力に団結してしまう恐れがある。
それこそ、もう目も当てられない不幸な状況になってしまう。
自民がとりあえず第1党を守りつつ、好き勝手はできない、というのが
もっとも望ましい形なのではないかと思われる。
戦後民主主義は、もうよぼよぼ爺さんになってしまったのだ。

きちっと正当な発言をしてくれる政党の躍進を期待したいのだけれど、
(ま、日本国民の心性からして、こんなことはまずあり得ないのだが)
これとても、あまり躍進すると、反共路線の大政党たちが潰しにかかる。
それもまた、似たもの同士の団結を促す恐れがある。
戦後民主主義は、耄碌してしまって、八方塞がり、、、
本来の行き場を見失ってしまっているのである。

そんなわけで、自民大敗を願いながらも、その思いは複雑である。
しかしとにかく、今度の選挙は、晋三ぼっちゃんを落胆させなければ。。。
強行採決乱用政治(=実質的な独裁)に歯止めをかけなければ。。。
わがままがすんなり通らないことを教えてあげなければ。。。


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