TENSEI塵語

2007年06月21日(木) 久々の白鷺の群れ

朝、学校の正門前の水田にトラクターが入っていた。
昨日まで草ぼうぼうに荒れ果てていて、いつ田植えする気だろうと思ってた。
トラクターが耕した後の水田は、見違えるほどきれいだ。
朝はそこに烏の群れがやってきて、餌を食い放題に食っていた。
10時ごろに見た時には、鷺が8羽ほどやってきて食事していた。
水田の鷺は、「掃き溜めに鶴」みたいな美しい姿である。
残念ながら、かなり離れた所にいたので、ケータイ写真は無理だった。

烏と鷺以外にも、名前のわからぬ鳥が数羽訪れていた。
鳥が逍遥している光景は、なぜかほっとするものだ。


きょうの朝日の社説は、私が一昨日書いたこととかなり共通していた。

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         国会延長―強引さが目にあまる

 今週で終わるはずだった通常国会の会期が、12日間延長されることになった。これにより参院選挙の日程が1週間ずれ込み、7月29日投票となる。

 全国の自治体で投票日をPRするポスターや横断幕を作り直したり、立候補予定者が集会の会場を押さえ直したり。てんやわんやの混乱が広がっている。

 こんな土壇場にきて会期を延長するのは、極めて異例のことだ。

 野党はもとより、参院自民党や公明党にも強い反対論があった。それを押し切ったのは、参院選向けに成果がほしい安倍首相である。国家公務員の天下りをめぐる新人材バンク法案を、何が何でも成立させたいということのようだ。

 ときの首相が、最重要と考える法案のために国会を延長してもらう。そのこと自体を批判するつもりはない。だが、今回の延長には異議を唱えざるを得ない。

 理由の一つは、法案の中身である。

 いまは省庁ごとに行っている官僚の天下りを禁じる代わり、内閣に新人材バンクをつくって一元的に再就職をあっせんする。それが法案の核心だ。

 つまり、政府案が通っても、依然として天下りはなくならないのだ。これで官製談合や税金の無駄遣いを根絶すると言われても、説得力を欠く。

 実際、朝日新聞の世論調査では、この法案が天下りの弊害をなくすのに「有効ではない」と見る人が59%もいた。再就職あっせんの全面禁止を盛り込んだ民主党案とどちらが良いかを尋ねると、「民主党案」の42%に対し、「政府案」は12%と大きく水をあけられた。

 首相にすれば、年金問題への有権者の怒りをかわすためにも、この法案を成立させて「公務員たたき」を焦点のひとつにしたいのだろう。だが、天下り温存では真の対策にはならない。

 もう一つは、今国会で何度も見せつけられた、与党の強引な姿勢だ。

 イラク特措法の延長や教育関連3法をはじめ、与党がこれほど多くの重要法案の採決を一方的に強行した国会がかつてあっただろうか。

 「数の力」を頼んで突き進む姿勢は、民主党衆院議員に対する懲罰で極限に達した。委員長を羽交い締めにして採決を阻もうとした議員の行動にも問題はあった。だが、過去にもそうした行き過ぎはあったことだ。

 それを民主党所属の懲罰委員長を投票で不信任までして、問題の議員を30日間もの登院停止という重い処分にした。もはや横暴に近いと言わねばならない。

 最終盤の国会では、新人材バンク法案のほかに、社会保険庁改革法案や政治資金規正法改正案の採決が見込まれる。ここでも野党の対案や修正案に耳を貸さず、ただ一定の審議時間が過ぎるのを待って採決を強行するのでは、会期を延長する意味がない。

 そんなことで通った法律を「成果だ」と言われても、国民の胸には響くまい。



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