TENSEI塵語

2007年06月19日(火) わがままぼっちゃん?

それとも、やけくそぼっちゃん??

公務員改革法案(主に天下り規制)を成立させてから参院選を迎えたい、
その一心らしいが、会期を12日間延長させることに決めたそうである。
国会は与党の独裁に堕してしまっているし、
与党内はロボット議員(いや、人形だな)ばかりだから、
まあ、強引にそうなっていくのだろう。
もちろん、教育改革だの社保庁改革だの、会期延長してでも、
もっとじっくり論議して原案よりいい形を模索してほしいものだ。
しかし彼らにはそんな真摯な気持ちなどさらさらない。

晋三ぼっちゃんが成立させたがっている天下り規制に関わる法案は、
人材バンクなるものが、天下り公認機関になる恐れを孕んでいる。
そういう見方もできる、というのが報道機関の表現の仕方だけれど、
私から見ると、そうとしか思われない。
極端な見方をすれば、この形に法制化しておきたくて焦っているとも見える。
今までもぼっちゃんはずっとそれでやってきた。
自分の首相時代に、とにかくバンバンとあれこれ法制化してしまう。
そして、自分は自民党の歴史の英雄のひとりとして記録してもらえる。。。
しかし、年金問題で、予想外の内閣支持率低下。
自分だけの責任じゃないのに、いかにも自分が無能だと言われんばかりだ。
名誉挽回で、もうちょっと都合のいい法案を通しておかなければ。。。

そんな見方もしていたのだが、別の見方も認めるようになった。
天下りを規制する法案を通しましたよ、というPR作戦である。
内容的には問題はあっても、論理よりは雰囲気に弱い日本国民である。
(そうだ、昨夜の消えた日記では、このことについて書いていたのだ)
小泉人気も晋三人気も、内容や理屈でなく、とにかく雰囲気だった。
晋三ぼっちゃんは、小泉クンの「改革!!改革!!」が、
どれだけ国民にとって不利益でつらいものであっても、
「改革の雰囲気」だけで支持を得られることを間近に見てきたものだから、
自分もまた、ひたすら小泉クン以上に強引な国会運営を続けてきた。
今回も、この上もうひとつだけ、是非ともやっておかなければ、、、
という思いなのだろう。
とにかく、きっと各方面から感謝してもらえるはずなんだもんね〜。。

ごまかし戦術は、国民に対し実に失礼なことなのだけれど、
実際に騙され、騙されてもなお、自民党様様様様、、という人が
少なからずいて、彼らの謀略に勇気を与えるのだから、救いようがない。

12日間の会期延長で、来月の参院選が1週間延びて、29日になる。
ニュース番組では、群馬県庁だったかが取り上げられて取材されていた。
22日に参院選と合わせて、知事選を行うことにしていた。
それで3億円の経費を節約することになる。
ところが、参院選だけが1週間後に行われることになった。
今から知事選の日を変更することはできない。
3億円の経費は節約できなくなったし、県民は2週続けて選挙へ。。。

立候補者の、選挙事務所の賃借契約も、なかなかたいへんだろうと思う。
莫大な献金や、我々が納めた税金から勝手に政治資金を搾取している政党は
それほど痛くも痒くもないのかもしれないが。。。
事務所だけではないだろう、、、運動員の雇用とかスケジュール調整とか。。

わがままぼっちゃんの決断の影響は、我々には計り知れない。

内容的に会期延長する価値があると判断できるのなら、
こんなことは書かないんだけどね。。。
「そのためだったら、群馬県の3億円の余計な費用も無駄ではない」
と、賞讃して書けるような政治をしてほしいものだ。


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