TENSEI塵語

2007年04月15日(日) 久々に近所を散歩

昨日やりきれなかった課題考査の採点と授業のプリント作りに約4時間。
この数日、テストの採点などとてもできるような余裕がなかったので、
一昨日予想より少し早く終わった出張の後、学校に戻って始めたのだった。
昨日の休日出勤で何とか終わらせたかったけれど、
春休みの課題提出状況もチェックしなければならず、時間が足りなかった。
国語・数学・英語の教員にはこういう仕事が常について回る。
理科・社会の教員には学年によってこういう仕事がついてくる。
その他の教員にはこういう仕事はまったくなかったり、
また、定期考査の作成・採点すらない教科もある。
教科指導以外の校務も、こういうことを考慮しながら配分すればいいのに、
たいていは、それとは関係なしに配分される。
私は木曜日まで、授業の関係と、図書主任の仕事に忙殺されていたので、
休日がつぶれるはめになってしまったが、
もしも音楽の教師になっていたとしたら、休日を満喫できたことだろう。
同じ給料でも、それぞれの仕事量はぜんぜん違うのだ。
教育再生委員会が提案しようとしているような給与格差をつけるなら、
橋本さんが以前唱えていたような、
「基本給+契約する役柄」という形にすべきだろう。

とにかく、のんびりしたい思いを抑えて、仕事を終わらせた。
明日からの1週間は、火曜日と土曜日に出張がある。
仕事が遅れても、土曜出勤で取り戻すことができない週である。
正常な1週間を過ごすためには、きょうこれだけの仕事は終わらせないと。。

仕事中の姿勢が悪かったせいか、腰が痛くてたまらなくなった。
腰もだが、脛のあたりの痛みが激しい。
堪らず横になったが、それでも痛くてうめき声がついつい出てしまう。

寝ているのもつらいので、歩いた方がいいかなと、散歩に出た。
私の散歩は、たいてい長良川の川岸である。
長良川を眺めながら歩いていると、なぜか心が安らぐ。
私はこの上流にある村で生まれたし、子どものころは上流の支流で遊んだ。
要するに、故郷から流れてくる川なのだ。
長良川のすぐ近くに住めるようになったのはとても幸福なことだと思う。
しかし、前にこの川岸を歩いたのはいつのことだろう、、?
1年以上歩いていないかもしれない。

散歩して、心が解き放たれるような思いをかみしめながら、
時間のゆとりはなくても、心のゆとりは失ってはいけないと切に思った。

帰ってから1時間ほど昼寝をし、夕飯をありあわせで作った。
夜は9時から、連ドラの「冗談じゃない!」の初回を見た。
かなり笑えるドラマだった。
20歳も若い相手と結婚したら、その母親が20年前に別れた恋人だった
というドラマである。
もちろん、そんなことが妻に知れてはいけない、、、という設定。
母親たちの家族はフランスに住んでいて、主人公たちは東京に住むから、
ま、一時の混乱で済むはずだが、その母親が押しかけてきて初回が終わった。
そこに主人公のリストラ問題だの、
隣の住人が主人公の20年前を知っている大学の同級生だったりする。
20歳も離れたカップルの関係も、よく描かれていると思う。
緊張感を孕んだコメディーで、今後の展開が楽しみだ。


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