TENSEI塵語

2007年02月19日(月) ますます IL DIVO

なぜこれほど惹かれるのだろうか?
今までの男声シンガーに対する聞き方とまったく違っている。
今までも、好んで聞いた男声シンガーは何人かいる。
XJapan、さだまさし、サザン、、、
フランスだとアズナブールとかレオ・フェレとか、、、
ロックだとピンク・フロイド。。。
もちろん、オペラのアリアの男声の物にも涙するものが幾つもある。
去年や一昨年あたりは韓ドラのBGMのヴォーカルも好んで聞いていたし、
単発だったら、今までいくつもあるにはある。
しかし、こんな風にアルバム3枚を取っ替え引っ替え聞かずにいられない
なんて、それほどの聞き方をしたことはあまりない。

とにかく、選曲が、私の好みに8割方しっくり来ているのだ。
私と正反対の性格の人だったら、湿っぽ過ぎるぞと文句言うかもしれない。
しかし、私はかなり感傷的な曲を好む性格なので、
こういう選曲をかなり気のきいた選曲だと感心してしまう。
そういう曲が、彼らの歌だけでなく、伴奏の編曲も実にみごとに演奏される。
この完成度の高さに感心してしまうのだが、これに匹敵するのは、
ピンク・フロイドの「狂気」「アニマルズ」くらいだと思う。

彼らのコンサートDVDまで注文してしまった。
今までの私にはほとんど考えられないことである。
Xjapan のDVDは2〜3枚買ったし、
ピンク・フロイドのDVDも一生懸命探したりした。
しかしそれは、実際どんな風に演奏しているのだろうという興味のためだ。
しかし、今回はそういう興味はそれほどない。
伴奏オーケストラがいて、それをバックに彼らが歌っているだけだ。
彼らの容姿に惹かれているなんてことは、まったくない。

ただ、こういう演奏の並んだライヴの雰囲気に参加したくなったのだ。
今ももちろん聞いているのだが、聞くたびにその良さを確認する。


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