TENSEI塵語

2007年02月17日(土) 再び IL DIVO

昨夜、3日前から繰り返し聞いている「IL DIVO Ancora」をiTune に
放り込んでそのまま聞いていたら、画面下に出るストアの関連項目に、
イル・ディーヴォのCDが3枚現れた。
そのセカンドアルバムの「アンコーラ」はもちろんのこと、
ファーストアルバムも、最新のサードアルバムも出ていた。
な〜んだ、ここで買えたのかぁ、、、というわけで、
さっそく昨夜ファーストアルバムをダウンロード、
きょうはサードアルバムもダウンロードして聞いている。

すばらしい!!
充実の3枚だ!!

まず第一に選曲がよい。
第二に編曲がすばらしい。
伴奏のオーケストラやギターの演奏にも魅せられる。
そして、何と言っても、声と歌唱が不思議な魅力である。

テノール2人、バリトン1人、ポップス歌手1人という取り合わせに、
実は、実際に聞く前はほとんど期待していなかった。
しかし、その4種類の声が醸し出す雰囲気が何ともいえないのだ。
とりわけポップス歌手の存在が大きい。
情緒的な曲だと、まず彼が雰囲気を作ることが多いようだ。
クラッシック畑のうちのひとりは、ポップスとの中間の雰囲気だし、
クラッシック畑のあと2人は、柔・剛自在の声を聞かせる。
ソロをつないで行く場合もあり、二重唱あり、四重唱あり、、変化があるが
4人がみんな声質が違っているのもおもしろい。
歌唱力を十分評価された4人だから、
静かな部分も情熱的な部分もたいへん聞き応えがある。
だから、アヴェマリアとかマイウェイとか、おまけの聖夜にしても、
もう聞き飽きたぞーー、と思いながらも、ついつい聞き惚れてしまう。

サラちゃんはそういうことをひとりでやっていてすばらしいのだが、
それが4人であっても、だから劣っているというわけではない。
とにかく、この新奇な4人グループによるポップスも、
1曲1曲が実によく練られ、完成度が高いのだ。
いい曲を次々にいい演奏で聴かせてくれる、こんなありがたいことはない。


さーて、、、明日は1日中市吹の演奏会会場での練習だし、
きょうの夜から明日の夕方までは吹奏楽漬け。。。
きょうの午後は、たくさんある変拍子の部分を暗譜したり、
会場で聞いてみて確認する要所要所を前もって検討したりしなきゃならない。
そういう合間合間にはイル・ディーヴォが入り込んでくるだろうから、
この2日間は、まったく音楽漬けの休日になりそうである。


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