TENSEI塵語

2007年01月27日(土) かもめ(?)の群れに驚く

明日の大会用品を運んで、蒲郡まで出かけた。
腰が痛いので、途中休み休み、2時間余り費やして行った。
何年ぶりだろうか。。。
蒲郡は最初の赴任地だったし、組合の学習会の開催地にもなったし、
コンクールの開催地になったこともある。
1番近い過去に、いつ行ったのか、まったく思い出せない。
確かなのは、音羽蒲郡インターができたのを知ってからは1回きりだ、
ということだ。
結婚するまでの4ヶ月間はここに住んでいたし、
教員2年目を終えるまで通い続けた町でもあるから、やはり懐かしい。

帰る前に、竹島橋に寄って車を停め、少し歩いた。
海岸のかもめ(たぶん、、)の大群に驚いた。
公園の鳩のごとくに群れをなしている(しかも鳩も混じっている)。
それが、活動的な群れと、砂浜でじっと整列して寒風に耐える群れとあって
その対照的な光景が不思議である。
整列して寒風に耐える群れは、あの、吹雪の中の皇帝ペンギンを連想させる。
活動的な群れは、人間たちに対し、とても礼儀正しい。
餌を投げてもらえば受けるし、餌を上方に掲げているおじさんからは、
ちゃんと餌だけをくわえて飛んで行く。
そんなみみっちい餌じゃなくて、おじさん食った方が早いぞ、と
冗談で思いたくなるほどに、彼らが餌を求めているように見えるのに、
決して人間様を襲ったりはしない。

竹島から団体客がぞろぞろと橋を渡って戻ってきた。
ちょうどそのころ、私は橋をこれから渡ろうとしていたのだが、、、、
何と、その団体さんめがけてかもめたちが襲いかかった。
しかし、彼らは、団体さんの手前でとどまり、
羽だけはばたばたと動かしながら、空中で静止している。
橋を渡り始めていた私は、ちょうど人々の背後から、
その空中のかもめの群れを眺めることができた。
それはとても壮観な眺めだったので、
思わずケータイを取り出して、めったにしない撮影をしてしまったのだった。




この光景をたっぷり眺めてから橋を渡り始めたのだが、
あまりにも強い風が無防備な橋の上に襲いかかるものだから、
私は怖じ気づいてすぐに引き返した。
それからしばらくカモメたちのようすをじっくり眺めてから、帰路についた。

そして、いつも不思議の感に打たれるのだ。
彼らはいったい、どんな「ことば」でどう「かんがえ」て
行動してるのかと。。。


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