TENSEI塵語

2006年11月25日(土) 落ち着かなーい第5作

朝、豊田まで約80分のドライブをし、3時間の会議に出て、
また約80分のドライブをして帰宅して、それから市吹の練習まで、
新曲練習の準備にあたふた。。。
一昨日まではのんびりできる土曜日だと思い込んでいたのに、
昨日、ふと、吹連の常任理事会の日だと気づいてしまったために、
結局、たいへん疲れる1日になってしまった。

やっと一息ついた夜中に、007第5作の「二度死ぬ」を見た。
1日目は最初の2作を見たが、その後順調に1作ずつ見続けている。

今回は初っ端から、宇宙船が謎の宇宙船にパックンと食われてしまい、
ついで、中国で女を食おうとしているボンドが殺されてしまう。
衝撃のオープニングである。
それからの展開は、宇宙SP的なものと日本的情緒が交錯する、
何とも不可思議なSFアクションドラマだった。
対立する米ソを戦争に導いてどちらも滅ぼそうと目論む奴がいて、
その拠点を、日本のある島の休火山の火口にしているという設定である。
違和感たっぷり、というか、これでは、あの当時日本で作られていた
子ども向けのドラマと大差ないような気がした。
それでも、金かけてる分、あの頃にしてはかなり入念なスペクタクルだった
のかもしれないが、、、今の感覚で見てみるとねぇ。。。

私が小学校5年生のころの作品だ。
まだ私が、郡上八幡で生活していた、その最後の年あたりだ。
あんな時代に日本にまで来て、この映画のロケをやっていたわけだ。
何か、不思議な感じがする。
あの頃、この映画を見た英米の人たちは、日本にどんな印象を持ったのか?
日本の国技やさまざまの武術も見せるし、海女や漁村の家屋も見せるし、
神式の婚姻風景も見せる、、、他方、もちろん近代的企業も見せている。
何かとらえどころのない印象にとらわれたのではないだろうか。。。

日本人のボンドガールとして、浜美枝は我々の子ども時代から有名だったが
意外と登場場面も少なく、それほど活躍もしていなかった。


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